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厚労省 2病院にがん拠点病院指定せず6月1日 20時31分
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患者が死亡する医療事故が起きた東京女子医科大学病院と群馬大学医学部附属病院について、厚生労働省は、医療安全の体制が確保されていないなどとして、高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認を取り消すとともに、高度ながん医療を提供する「がん診療連携拠点病院」の指定を行わないことを決めました。
東京女子医科大学病院と群馬大学医学部附属病院は、患者が死亡する医療事故が起きたことから、高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認が1日付けで取り消されました。
2つの病院はこれまで、高度ながん医療を提供する「がん診療連携拠点病院」としても指定されていましたが、厚生労働省は「医療安全の体制が確保されておらず、質の高いがん医療を提供できない」などとして、指定を行わないことを決めました。
これについて、東京女子医科大学病院は「改めて深くおわびするとともに、医療安全対策の改善に努めてまいります」とコメントしています。
また、群馬大学医学部附属病院は「現時点ではコメントできません」としています。
2つの病院はこれまで、高度ながん医療を提供する「がん診療連携拠点病院」としても指定されていましたが、厚生労働省は「医療安全の体制が確保されておらず、質の高いがん医療を提供できない」などとして、指定を行わないことを決めました。
これについて、東京女子医科大学病院は「改めて深くおわびするとともに、医療安全対策の改善に努めてまいります」とコメントしています。
また、群馬大学医学部附属病院は「現時点ではコメントできません」としています。