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中韓、FTAに署名=年内発効目指す

時事通信 6月1日(月)18時14分配信

 【ソウル時事】韓国の尹相直産業通商資源相は1日、中国の高虎城商務相とソウルで会談し、両国の自由貿易協定(FTA)に署名した。韓国政府は年内発効を目指し、近く批准同意案を国会に提出する。
 韓国は米国、欧州連合(EU)とのFTAがそれぞれ発効済み。最大の貿易相手国である中国とのFTA締結により、海外市場への進出がさらに加速する。
 中韓FTAでは、品目数で中国が91%、韓国が92%について、関税を20年以内に撤廃する。
 朴槿恵大統領は1日の首席秘書官会議で「今後、韓中日FTAや東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉でも(中韓)両国の主導的立場が一層強まる」と指摘。「グローバルな投資のハブとしての韓国の地位も高まる」と期待を示した。 

最終更新:6月1日(月)20時19分

時事通信