【用意するもの】
・恋が芽生えない熟練された異性の友達
・モブリア充
・リア充スポットでのリア充行為
こんなことをしてみるのも、たまにはいいかと思い決行。
いつも、リア充シネシネ言っているのではなく同化してみたらどうなるのか。
場所は、リア充御用達 ベタな夜景デートスポットといえば
お台場ですよね?
ぐうの音もでない場所ってここのこと。
車を停め海辺の方へと向かうのだが
リア充にうまく紛れないといけない。しかもここは、高レベルリア充が待ち受けるフィールド。
いわば、ハードモードの四面ぐらい。
モブですら戦闘力が高すぎて、こっちの守備力上げないと殺られるレベル。
そんなわけで、手を繋ぐ。もちろん、これも、プレイの一貫。
「(うまく紛れてるかな?)」
「(たぶん、おK)」
こんな感じで、歩き出すのだが すでに数多くの敵が攻撃を仕掛けてくる。
ベンチA「あたまを こてんっと かたに のせて よりそっている」
ベンチB「こしに てを まわしている かたほうの て むねに いっていない?」
岩場A「うしろから だきしめて いる」
桟橋A「うしろから だきしめて いる」
・・・・レベル高くね?
茨城じゃこんなの見れねーぞ!!!とか、リア充プレイしていることも忘れてツッコミと驚愕に忙しくなる。
驚きのあまり、行く足が止まるのはじめての経験。突き進む女なのに。
フィールドを先へと進むと、辺りも暗くもなってきて 潮の香りが漂ってくる。
友人「潮の香りすんなぁ」
わたし「・・・・」
友人「潮ってそっちじゃねーぞ?ww」
わたし「知ってるわ・・・台無しだな」
こんな感じで、このわたしですらもシラケさせてしまうほどのやばい友人。
と、ここでいきなりのボス登場。戦慄のオリジナルBGMが脳内を流れる。
熟年カポー「んはっ んはっ うぅ ん……… ぁうはっ………」
どうやら、濃厚なキースーをしていようだ。
この攻撃は非リアの精神的ななにかを削るというより、嘔吐をもよおすHPアタック型。
しかも、会心の一撃!
友人と顔を合わせ、
友人「やばすぎだろ、おい。なんだあれ」
わたし「もう一回行こうぜ」
と、すぐさま可憐にターン。
「おえええええっっっっ」
見なきゃよかった。
次に向かうフィールドは、リア充モブが等間隔に並んでいるフィールド。
こちらは、いささか明るいだけあってか
ちょっと恥じらいのあるリア充モブたちが並んで座っているだけ。
わたしたちが座るに値しないため、遠目から眺めているだけ事なきを得る。
すると、雨がぱらついてきたので、
「あいつらどーせ別れんだろ!!」と、捨て台詞を吐き
オサレなところで、軽く飯とする。
リア充プレイなので、わたし…カクテルなんかも頼んでみたり。
パインスキーなので、マリブパイン!マリブうまし。
可愛さアピールならカルーアミルク☆にしておけばよかった!後悔!
酔っちゃった…///とか、軽く演出してみたかったのだが、
この飯屋フィールドは、ルイーダの酒場状態で
後ろに合コン・・向こうにも合コン・・あっちには女子会・・と、地味に攻撃を加えてくる。
極めつけは、ひろこだかまさこだかそんな女の誕生日だったらしく
店内にでかくBGMが鳴り響き、
パチパチとした花火がのってるくせに ケチくさいく小さめのケーキが運ばれて
みなさんで歌ってくださーい♪と、店員の過剰サービスの声がかかる。
はぁ?歌う?バカなの、死ぬの?
でも、周りのリア充共はウェーイウェーイしながらノリノリ。
ここで乗ってこそのリア充プレイなのだが、
目の前のオニオンリングに夢中でそれどころではないのだ。
一通り終わったあと、
「ヒューッ!って言えばいいの?」と、尋ねたら、
「今じゃない、もう終わった」と、一蹴。冷たいな。これ、リア充プレイなのだぞ。
「俺の歌を聴けー!」と、言ってやりたい。
こうして店を出て、またも懲りずに海辺の方へと足を運ぶ。
おっ!!!
フィールドが落ち着きを取り戻している。
イジーモードの二面くらいに変化。これなら、イケる!!!
「座ってみるか?」
と、恐れ多くもリア充ベンチを使わせていただくことにする。
目の前は海。夜景、時より魚が飛び跳ねる。舞台演出は完璧。
リア充プレイのため、手は継続的に握っているものの、
肝心の会話内容は、ピーピーピーなことばかり。
まぁ軽く説明すれば、ほぼAVの話し。
ここで言うところのAVは、アニメーションビデオでもなく アジアビデオでもなく
男性器と
女性器が露わになって、抱き合っているの方のAVだ。
全く我ながら色気もクソもない。
ノリで抱きついてみたり、顔を近づけたところで何もないのは察し。
何かあったらそのまま海へと突き落としているだろうし。
よく出来た友人だ。
こうして、うまくリア充に紛れ込みながらも
心はボロボロになって、リア充プレイは終わりを迎えた。
友人はいいだろ、わたしと夜景が見れてレンタル彼女気分が味わえたのだから。(※自意識過剰)
レンタル彼女料金請求しなきゃ!
非リアのみなさんも、熟練された友人とリア充プレイしてみるのもいいかもしれません。
ただし、恋が芽生えないことが前提です。あと、リア充の攻撃…結構きついですよ。
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Posted at 2014/08/19 15:54:50