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ポツダム宣言「受諾し降伏したことに尽きる」
6月1日 16時08分

ポツダム宣言「受諾し降伏したことに尽きる」
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安倍総理大臣は衆議院の特別委員会で、1945年のポツダム宣言について、「当時の連合国側の政治的意図を表明した文書で、政府としては、宣言を受諾し、降伏したということに尽きる」と述べました。
安倍総理大臣は、先月の党首討論で、ポツダム宣言への認識を問われたのに対し「『日本が世界征服をたくらんでいた』ということ等は、その部分をつまびらかに読んでおらず、承知はしていないので論評は差し控えたい」などと述べました。
これに関連して、安倍総理大臣は、安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会で「ポツダム宣言は、第6項の世界征服の部分を含め、当時の連合国側の政治的意図を表明した文書だ。政府としては、同項を含め、ポツダム宣言を受諾し、降伏したということに尽きる」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「先の大戦の結果、日本は敗戦を迎え、多くの人々が貴重な人命を失った。アジアの人々にも多くの被害を及ぼしたことも厳粛に受け止め、戦争の惨禍を2度と再び繰り返してはならないとの決意で、戦後の平和国家としての歩みを進めてきた」として、「そうした結果を生み出した日本人の政治指導者には、それぞれ多くの責任があるのは当然のことだ」と述べました。
また、安倍総理大臣は「わが国としては、サンフランシスコ平和条約によって、極東国際軍事裁判所の判決を受け入れており異議を唱える立場にはそもそもない。ポツダム宣言を受諾し、その後の東京裁判の諸判決を受け入れたということで、それに尽きる」と述べました。

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