アメリカで音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」が大流行で多くの人が使用しているというウワサを以前からよく耳にするんですが、
「ストリーミング配信サービスって途切れたり読み込んだり案外めんどいんじゃないの?」
とか
「音質がイマイチだったりするんじゃないの?音質悪くてもねえ…。」
とか
「こんなん流行したら音楽業界は大減益なんじゃないの?」
とか、勝手にマイナスな想像ばかりしていて、今まであまり興味を持っていませんでした。
ですが、いよいよ国内産ストリーミング配信サービスがスタートするということで、試しにダウンロードしてみました。
料金システムは以下の通り。
・使用開始後90日間は無料。
・機能制限付の安いプランで月360円。
・機能制限無しのプランで月1080円。
1080円と聞けば「お、結構な料金だな」と感じる人も多いかとは思いますが、今現在の感想としては、私は1080円払っても良いくらいにとても便利だと感じました。
まずダウンロードから使用法を簡単にチェック。
iOSアプリの紹介画面はこちらです。
なんかお洒落な匂いがぷんぷんしますね。
ダウンロード完了、起動させてみます。
アカウントの作成画面キャプチャしわすれてしまったので割愛。
メイン画面はこちらです。
おお、お洒落なインターフェイス。
だけど案外つくりはシンプルですぐに慣れました。
ただ単にアニメ枠で括るのではなくアニメボカロ枠にしてるあたりは、国内産ならではの配慮だなとも思えます。
最初に表示されるのは「トレンド(人気曲?)」の画面ですが、横にスワイプすると「ディスカバリー(視聴曲やプレイリスト収録曲に基づいたオススメ曲)」「ジャンル(名前の通り)」「ムード(気分に合わせたオススメ曲)」と画面が変わっていきます。
下はムードの画面です。こちらもお洒落。
右上のマークをタップすると、下の画面が出てきました。
自分のアカウントやプレイリスト、お気に入りなどを管理する画面のようですね。右上をタップしなくても、下に向けてスライドするだけでもこの画面だせるようです、
ちなみにしばらく使用した後の、私のお気に入りアーティスト画面が下の画像です。
バタバタで使用したので、探しやすかったアニソン系が中心で、邦楽と洋楽が少々。個人的には見やすいですね。
アーティストをタップすると下の画面になります。
アーティストのアイコン?の下にある☆favoriteボタンをタップすると…
色が変わりお気に入り登録完了となります、シンプルで分かりやすいです。
再生画面はこんな感じ。
お洒落だけど凝りすぎてないデザインは使いやすく良いですね。
以上、簡単な説明でした。
数日使ってみて、私感ですが長所短所を簡単にまとめてみました。
【よかったところ】
・インターフェイスはお洒落なデザインだけど使いやすい。
・音質は想像以上。
・90日無料なのはお試しとしては美味しい。
・始まったばかりのわりには収録曲多め?
・人気ランクなどで邦楽洋楽関係なくのんびり聴けるのは気持ち良い。知らなかった良曲との出会いが結構あった。
・もちろんバックグラウンド再生対応。
・再生中に画面を消すと、iPhoneの画面をつけた際に再生中の曲が表示されている。デフォのミュージックアプリやPodcastと同じ使い方ができて、これはとても便利。
【イマイチなところ】
・新曲は少なめ。有料にするのなら新曲追加は早くしてほしい。
・まだ収録されてないアーティストがいるのも事実。そのあたりの追加予定とかレーベルとの連携予定とか知りたい。
・制限なしのプランが月1,000円というのは予想よりほんの少し高かった。普通に使えば保存できないことを考えると…。これの普及による影響を考えるとしょうがない?
【感想】
想像をはるかに超える便利さで驚きました。これでまだまだ未完成なのかと思うと、将来が本当に楽しみなサービスですね。
AWAは国内産ということで日本人向けにデザインしているところもあるんだと思いますが、ぜひSpotifyが日本デビューした際には比較してみたいですね。
SpotifyはAWAと比較にならないほどの対応曲数、新曲数という話を耳にしますので、うらやましいです…AWAは今現在だと新曲が本当に少ないです。
Sportifyが上陸したらあっという間に駆逐されないよう頑張ってほしいですね。
ただ、今までCDの値段も高くシングル作品も多く、アメリカと比べて(多分)利益率が良かったであろう日本の音楽業界も、このサービスが大流行すると今後どうなっていくのか気になるところです。