こんにちは
前回の記事にはたくさんのコメントをありがとうございました。
12月17日から育てていたサケの稚魚を、昨日無事に全匹放流することが出来ました。
ずっと飼育スタッフとしてお手伝いさせていただいた私も、最後まで参加せてもらうことが出来ましたので少しだけご報告です
当日、放流に参加していただいた方は 事前に旭川の広報紙でご応募いただいた親子25組の方たちです。
私も受付でお手伝い
サケの日誌と、放流の手順、そして手作りのサケのすごろくをお渡ししました。
放流の前には、サケの飼育の様子や、サケの生態についての簡単なビデオを見てもらって少しだけお勉強。
サケが卵からふ化するシーンでは、子どもたちから「おおおーっ!」と歓声が上がり、旭川の川にサケが泳いでいるシーンでは、「見える、見える!サケがいた~!」と大喜びの様子でした。(その様子にとても感動する私…)
みなさん、真剣に鑑賞した後には、放流の手順を説明し、プラスチックのコップを持って川に移動です。
今回私たちが放流場所でサケを入れていたのは きれいに洗った衣装ケース。
参加者が川に到着するまでに水温が上がったり、酸素不足にならないように事務所で使用していたクーラーとエアポンプも持ち込み、万全の対策で臨みました。
川に到着したみなさん一人一人のコップに2匹ずつサケを入れていきます。
みんな、元気に戻って来てね~とか、
がんばって泳いでね~などと声をかけているのが聞こえます。
この日の水温は7度。
ずっと手を入れていると とても冷たいのにコップから離れ泳いでいくサケをジッと見ている子どもたちが本当に多かったです。
みんなの心に何か一つでも残っているものがあればいいな
私自身も3か月ちょっとという短い期間の飼育でしたが、サケについて知らないことが大変多く、勉強になりました。
毎日のエサやりも、お水の交換も本当に楽しかったです。
卵からふ化させて5センチの大きさまで育て、川に放流するという経験はなかなか出来ることではないですよね。
遠くに見える山にはまだ残雪が見える旭川、みなさんの手で放流されたサケは3~4年後この旭川に戻ってきます。
どうか迷子にならずに無事に帰ってこれるように、私たちにできることは川を汚さないこと。
川も海も全部つながっているのです。
どこかで今日のサケたちががんばって泳いでいることを忘れないでくださいね
事務所に帰ってきて、目に入った空っぽの水槽。
放流には泣いちゃうかも…なんて思っていた私ですが、今は寂しい気持ち半分、きっと必ずまた会えるという期待の気持ち半分。
サケが川の流れに逆らって、故郷に戻って来ようとするシーンや、サケのメスが尾をボロボロに真っ白になるまで石を掘っているあのシーンが時々ふと心によぎります。
これから心が疲れたり、弱気になった時には、もっともっとがんばれる!とサケからのエールが聞こえるかもと思えた春のお別れでした
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12月17日から育てていたサケの稚魚を、昨日無事に全匹放流することが出来ました。
ずっと飼育スタッフとしてお手伝いさせていただいた私も、最後まで参加せてもらうことが出来ましたので少しだけご報告です
当日、放流に参加していただいた方は 事前に旭川の広報紙でご応募いただいた親子25組の方たちです。
私も受付でお手伝い
サケの日誌と、放流の手順、そして手作りのサケのすごろくをお渡ししました。
放流の前には、サケの飼育の様子や、サケの生態についての簡単なビデオを見てもらって少しだけお勉強。
サケが卵からふ化するシーンでは、子どもたちから「おおおーっ!」と歓声が上がり、旭川の川にサケが泳いでいるシーンでは、「見える、見える!サケがいた~!」と大喜びの様子でした。(その様子にとても感動する私…)
みなさん、真剣に鑑賞した後には、放流の手順を説明し、プラスチックのコップを持って川に移動です。
今回私たちが放流場所でサケを入れていたのは きれいに洗った衣装ケース。
参加者が川に到着するまでに水温が上がったり、酸素不足にならないように事務所で使用していたクーラーとエアポンプも持ち込み、万全の対策で臨みました。
川に到着したみなさん一人一人のコップに2匹ずつサケを入れていきます。
みんな、元気に戻って来てね~とか、
がんばって泳いでね~などと声をかけているのが聞こえます。
この日の水温は7度。
ずっと手を入れていると とても冷たいのにコップから離れ泳いでいくサケをジッと見ている子どもたちが本当に多かったです。
みんなの心に何か一つでも残っているものがあればいいな
私自身も3か月ちょっとという短い期間の飼育でしたが、サケについて知らないことが大変多く、勉強になりました。
毎日のエサやりも、お水の交換も本当に楽しかったです。
卵からふ化させて5センチの大きさまで育て、川に放流するという経験はなかなか出来ることではないですよね。
遠くに見える山にはまだ残雪が見える旭川、みなさんの手で放流されたサケは3~4年後この旭川に戻ってきます。
どうか迷子にならずに無事に帰ってこれるように、私たちにできることは川を汚さないこと。
川も海も全部つながっているのです。
どこかで今日のサケたちががんばって泳いでいることを忘れないでくださいね
事務所に帰ってきて、目に入った空っぽの水槽。
放流には泣いちゃうかも…なんて思っていた私ですが、今は寂しい気持ち半分、きっと必ずまた会えるという期待の気持ち半分。
サケが川の流れに逆らって、故郷に戻って来ようとするシーンや、サケのメスが尾をボロボロに真っ白になるまで石を掘っているあのシーンが時々ふと心によぎります。
これから心が疲れたり、弱気になった時には、もっともっとがんばれる!とサケからのエールが聞こえるかもと思えた春のお別れでした
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コメント
こんばんは
鮭ちゃんの旅立ち、無事に育ってくれて良かったですね。
本当にお疲れ様でした。
私もこちらで過程を拝見させていただけて良かったと思います。
ちょっぴり淋しいデス.
本当にお疲れ様でした。
私もこちらで過程を拝見させていただけて良かったと思います。
ちょっぴり淋しいデス.
アリスさんへ
返信遅くなってすみません。
翌日、新聞に写真載ってましたね。
新聞社の方が一生懸命撮影しているのを遠巻きに見ていました。
コップに入ったサケを見つめるお子さんたちがとてもかわいかったです。
毎日お世話していたものがなくなると、寂しいものですね。
エサやりや水替えの時間になるとソワソワしてしまいます。
また来年も飼育するなら手伝わせてもらいたいな~。
4年後の旭橋付近にサケがいたら、私たちの育てたサケかもしれません。
良かったら川をのぞいてみてくださいね。
翌日、新聞に写真載ってましたね。
新聞社の方が一生懸命撮影しているのを遠巻きに見ていました。
コップに入ったサケを見つめるお子さんたちがとてもかわいかったです。
毎日お世話していたものがなくなると、寂しいものですね。
エサやりや水替えの時間になるとソワソワしてしまいます。
また来年も飼育するなら手伝わせてもらいたいな~。
4年後の旭橋付近にサケがいたら、私たちの育てたサケかもしれません。
良かったら川をのぞいてみてくださいね。
おこちゃんへ
返信遅くなってごめんなさいね。
ようやく北海道に帰ってきました。
あっという間の3か月でしたね~。
いなくなると寂しいです。
泳いでいる姿やパクパクとエサを食べている姿を見るのが好きでした。
体調戻ってきましたか?
無理しないで、休み休みいこうね。
でも、コメント欄開いているのはとても嬉しいですよ~。
ようやく北海道に帰ってきました。
あっという間の3か月でしたね~。
いなくなると寂しいです。
泳いでいる姿やパクパクとエサを食べている姿を見るのが好きでした。
体調戻ってきましたか?
無理しないで、休み休みいこうね。
でも、コメント欄開いているのはとても嬉しいですよ~。
以前鮭の放流をテーマにした記事を書きました。
命の大切さを知る、いい勉強になりますね。
命の大切さを知る、いい勉強になりますね。
マウントエレファントさんへ
コメントありがとうございます。
サケの放流の記事、読みたいな~とマウントエレファントさんのブログで検索してみましたが見つけられませんでした。
もしかしてブログじゃないところでの記事でしたかね?
命の大切さをどう教えていくかっていうのは難しい所なのですが、子どもたちにはサケの飼育や放流から学んでいくことがとても多いようなので、引き続き行っていきたい事業だな~と感じました。
最後に命の大切さに気付いてくれる子が多くいるように願う私です。
今度の「今夜も生でさだまさし」はGWなのですね。
見なくちゃ♡
サケの放流の記事、読みたいな~とマウントエレファントさんのブログで検索してみましたが見つけられませんでした。
もしかしてブログじゃないところでの記事でしたかね?
命の大切さをどう教えていくかっていうのは難しい所なのですが、子どもたちにはサケの飼育や放流から学んでいくことがとても多いようなので、引き続き行っていきたい事業だな~と感じました。
最後に命の大切さに気付いてくれる子が多くいるように願う私です。
今度の「今夜も生でさだまさし」はGWなのですね。
見なくちゃ♡
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長い間の飼育お疲れ様でした。
子供たちも良い経験をなさったでしょうね。
大きく育って帰ってくる事を願ってます!