産経ニュース

千葉大助教が資料盗用 韓国の学会講演で使用

ニュース 事件

記事詳細

更新


千葉大助教が資料盗用 韓国の学会講演で使用

 千葉大は29日、環境健康フィールド科学センターの李スミン助教が2013年5月、同じ研究室の大学院生らが作成した資料を無断使用して韓国の学会で講演し、引用元の表示も不十分だったとして、盗用に当たると発表した。千葉大は処分の有無を明らかにしていない。

 千葉大によると、李助教は大学院生らの研究グループが作った資料16枚を無断で韓国語に翻訳。学会で「植物が人間の心身に及ぼす影響」に関する講演をする際の資料に盛り込んだ上、引用であることも資料の一部にしか表示していなかったという。

 李助教は「千葉大の研究成果を広く紹介したかった。大学院生らの承諾は不要で、引用の仕方は適切だと思っていた」と話しているという。

 学会の資料を目にした千葉大関係者が13年12月、文書で告発。大学が委員会を設置し調査していた。

関連ニュース

「ニュース」のランキング

Powered by My-Addr anonymous surfing service.
You can refresh current page and bar will disappears.