2015年05月24日

沖縄の旅 Vol.19 マハイナウェルネスリゾートオキナワ

最初に検討したときは、「ゆがふいんBISE」に1泊したいと思っていました。
備瀬海岸にも近いし、フクギ並木を朝散歩するのもいいなと思ったので。
それにプラス料金が1000くらいだったかな? お安かったのです。
系列の上位ホテル マハイナウェルネスリゾートオキナワまで送迎バスが走っていて、
マハイナのレストランや大浴場を利用できる、とのことでした。
(ゆがふいんBISEにはレストランや大浴場はないので。)

でも旅行会社で「やっぱりこっちにしよう」と変更したチラシでは、
選べるホテルは限られていて、ゆがふいんBISEはありませんでした。
ところがマハイナのほうがあったので、そちらにすることにしました。

最初に検討したパンフレットでは、マハイナはなかった――か、高かったのに。

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部屋は高い階にあり、眺めがよくて良かったです。
このホテルに泊まるなら、高い階がいいなぁ、と思いました。

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お部屋は広々していて、和室空間もあったのでそこに布団を敷いて寝ることもできます。

部屋を空けておくわけにはいかなくて急遽募集していたのかも。
いつでもこの値段でこの部屋に泊まれるわけではなさそうです。

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ベランダには椅子とテーブル。
座って中庭を眺めることもできます。海も見えます。

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キッチンもありました。
キッチンやバスルームは1人用マンションタイプのものがついていました。

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部屋のドアもマンションの外廊下みたいな感じ。
ピンポン!と鳴らすベルもついています。

夫は「マンションタイプのホテル」とずっと言っていました。
言いたいことは分かります。

マンションとしては、隣の部屋のピンポン!ベルの音がすごくよく聞こえるし、
窓を開けると反対側の隣の話し声もよく聞こえるし、どうでしょう?
購入タイプだったら考えちゃう、賃貸だったら「駅近」とか「部屋広」とか他の条件が良ければまあいいか。ってとこかな?

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夜になると中庭がライトアップされ、美しかったです。

こういったところや、部屋の造り(古くなっているかどうかは無視して、洒落た造りであるという意味)、ロビーの豪華さ、フロントの人のプロっぽさ。
高級感の演出が効いています。

欧米のドラマに出てくる一流ホテル――新しい一流ホテルみたいです。

執事みたいな年季の入ったホテルマンが出てきて、
「**様、ようこそいらっしゃいました。お飲物はいつものでよろしいので?」
と客の好みをなんでも知っていてくれるような、そういう歴史ある伝統ホテルではありません。
日本でいうなら老舗旅館みたいな感じですね。そういうのではありません。

近代的な一流ホテル。
客は必ずしも常連とは限らないけれど、ハイレベルな人たちが多い。
お金持ちが使ったり、エリートビジネスマンたちが出張のとき利用したり、
パーティーなどが開かれたり――
従業員は全員、トレーニングが行き届いていて、快適なサービスを提供してくれる。
部屋は広々。中庭は快適リゾート空間のようになっていることもある。
リゾート的に遊ぶ人もいれば、エリートビジネスマンが仕事の合間にひと息ついたりもする。

そういう雰囲気を楽しむことができます。

でも当然この宿泊料で、すべてにおいてそんな一流サービスをするわけにはいかないでしょう。
フロントの中でも地位が高そうな女性は、素晴らしい接客でした。
でもエントランス前にかっこよさげな制服を着て立っていて、駐車場の場所を案内してくれる女性は、カタコトの日本語。「駐車場はここを出て、左に曲って」のような簡単な説明でも「え?」と問い返すくらい。
全体的には豪華な雰囲気を楽しめました。ロビー内のバーのようなところで、ピアノの生演奏をしている時もあったし、中庭のプールサイドの寝椅子は気持ちよかったです。でも部屋の天井にはちょっとキズがあったり、隣の音が聞こえたり、キッチンとバスルームはいかにも賃貸マンション風だったり。

このリーズナブルな料金で、ワンランクツーランク上のラグジュアリー感を楽しめるのはいい!! というのがポイントかな、と思いました。

小さいお子さんを連れているファミリーは、口コミで「たたみの場所があって、子供を遊ばせるのによかった」と言っている人もいました。なるほど。

口コミでは「入ったら掃除がされていなくて、徹底的に掃除して大変だった」と言っている人もいました。
でもわたしはそんなことなく、とても綺麗になっていました。

これについては推測なのですが、このホテルは長期滞在も受け付けているようでした。
沖縄のパンフレットを見ていると、そういうのもあったし、「ああいうのかな?」と思いました。
10日とか1ヶ月とか、ゆっくり滞在して沖縄を楽しむというのを売りにしたパックもあります。だからキッチンがついていたり、バスルームが深めのマンションタイプなのですね。
そういった長期滞在のお客さんは、エコのため、希望すれば滞在中の掃除・物品交換などをパスすることができると書いてありました。その場合、宿泊料金が値引きされます。
口コミの方は、たまたまそういう方が使っていて、連絡ミスでお掃除がされていなかったのかも。(だって、クシも新しいのではなかったって書いていたし。)
そういうミスはあってはいけないとはいえ、ミスって100%防ぐのは難しいですからね。運が悪かったのかもしれません。ホテルに言えばやってくれたり、部屋を変えてくれたかも。

うちの場合、部屋のドアが外廊下にあるというのが夫は好みでないようで、
「せっかくホテルに泊まっているのに、ホテルらしい感じがしない」と繰り返してました。
だから夫にとっては今ひとつだったようですが、こういうタイプのホテルもリゾート区域には多そうでした。

その夫も、中庭のプールサイドの寝椅子はとても気持ちよいとお気に入り。

大浴場は、大きな期待を寄せるとがっかりかもしれませんが、
そもそも沖縄にはそういうのあまりありませんし。

わたしの感想は、「ここはちょっと」と思うところはお値段なりなので問題なし。
見栄えは飾ってあるので、ちょっとラグジュアリー感を味わえます。このお値段で。
プラスとマイナスを相殺すると、いいと思います。

つまり、全部の面が80点なのではなく、
50点40点の部分もある代わりに、120点の部分もあるという感じ。
だからその人がどの点に力点を置くかによって、
評価が「良かった!」「イマイチ!」に分かれてしまうのだと思いました。

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お隣にある海の駅。
メジャーなおみやげを売っていました。

この中に居酒屋さんのような定食屋さんのようなお店が1軒あるので、
ホテル内のレストランではなくこちらで食べることもできそうです。

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中庭を散策。
12月だったので、クリスマス風です。

こんな豪華な気分を味わえるのは、わたしたちにはめったにありません。
いい気分。こういうときはラグジュアリー感が勝利します。

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夕食はホテル内のレストランで、ステーキをいただきました。
店内もラグジュアリー感を演出。

それにひそかにホールや厨房が密に連絡をとっていて(胸などのピンマイクみたいなものに案内状況や食事の進行状況を連絡してた)、コースがスムーズに出てきました。

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サラダやステーキ用のソース、塩など。

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二人とも同じものを注文。二人ともごはん。

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ドラゴンフルーツだったかな。
南国フルーツのスイーツ。おいしかったです。

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このお店です。
ごちそうさまでした。

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朝、目覚めて、ベランダから海を見るのが好きです。
喜瀬ビーチパレスでも毎朝やってました。
前の年のリゾートホテルベルパライソでもやりました。

天気は雨模様のはずの最終日。どんよりしていたけれど、窓からこんなふうに海が見えるのはいいですね。
数歩ですぐビーチ散歩というのはできないとしても、この眺めはいいなぁ、と思いました。

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朝食のバイキング会場へ。

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ちょっと変わった「イカモズクウインナー」。

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あ!すごい、オムレツをその場で作ってくれるサービスです。
これ、銀座でホテルモントレに泊まったときとても嬉しかったサービス。なんかいい感じ。

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ちょっと素敵風ディスプレイが、相変わらずのマハイナ ラグジュアリー演出。
このラグジュアリー感ポイントは加算が続いています。

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夫はスクランブルエッグを持ってきて、わたしはあの「その場で焼いてくれるオムレツ」をいただきました。

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朝ごはんは充分いただきましたが、
せっかくだからもう一度、焼き立てのオムレツを――

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美しいです。

行列ができると並ぶのは大変そうですが、12月は空いてます。
修学旅行生さんたちがわんさかいましたが、どうやら朝食はここではないもよう。

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これはめったに味わえないサービス。
1日にこんなにたくさん卵を食べるなんて――と思うけど、最後にもう1回。

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フルーツとヨーグルト。

ちょっと変わったフルーツがあるところが、またラグジュアリー感なのかもしれません。

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マハイナウェルネスリゾートオキナワは、海洋博公園のすぐ近くなので、
開園時間に間に合えばいいのです。
この日は海洋博公園に行き、午後那覇に向かって帰る予定でした。

お部屋でのんびりしてから出ました。

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通りすがりの一枚なので、全然いい写真じゃないのですが――

夫は部屋の建付の良さや悪さ、壁の厚さや薄さ、キッチンやバスルームの普通感、
そちらのほうが気になったようです。
そして外廊下に面しているタイプのホテルは、あまり好きじゃないと認識したみたい。

だからマイナス評価のほうが高いのですが、わたしはそうでもありません。

完全な一流ホテルではないけれど、一流ホテルらしさを楽しむことができました。
ん〜〜〜 お値段が手ごろなため、修学旅行生さんたちも多く、
楽しむときにもわんさか若者がいたりはしましたが。

1泊あたり何千円、または万のお金をかけなくてもこれだけ豪華さを楽しめて、
これはこれでいい選択肢なのじゃないかと思いました。

お世話になりました。



マハイナウェルネスリゾートオキナワ
http://www.mahaina.co.jp/


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実際は「今日」食べたものじゃないけど

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posted by Yuki または Sugar A at 07:00 | Comment(0) | Others -others- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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