公的年金の保険料徴収や給付実務を担う日本年金機構(東京)は1日、ウイルスメールによる不正アクセスを受け、年金情報125万件が外部に流出したと発表した。漏れたのは、年金記録を管理するのに一人一人に割り当てられている基礎年金番号や氏名など。
日本年金機構によると、流出は5月28日に判明。職員が電子メールのウイルスが入った添付ファイルを開いたことにより不正アクセスが起きたという。
水島藤一郎理事長は1日、厚生労働省内で記者会見し、「深くおわび申し上げる。誠に申し訳ない」と謝罪した。〔共同〕
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