神社に油まいた疑い 米国在住52歳男に逮捕状

2015年6月1日13時19分  スポーツ報知

 千葉県の香取神宮に油のような液体をまいた疑いが強まったとして、千葉県警が建造物損壊容疑で、米国に住む日本国籍の52歳男の逮捕状を取ったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。全国各地の寺社で油のような液体がまかれているのが相次いで見つかっており、関連を調べる。

 捜査関係者によると、男は米ニューヨーク在住で医師とみられ、宗教団体の創始者と称している。3月下旬、千葉県香取市の香取神宮の建造物に液体をかけた疑いが持たれている。

 旅券法に基づき、男にパスポートの返納命令を出してもらうよう、外務省に要請することも検討している。

 事件をめぐっては、奈良市の東大寺や京都市の二条城など、警察庁が5月29日時点で16都府県、48の寺社や城で被害を確認している。千葉県内ではほかに成田山新勝寺などが被害に遭った。

 男が関係する宗教団体がインターネット上で公開したとみられる動画には、集会で信者らを前に「寺社でお清めとして油をまいた」といった発言をする様子が写っている。

 この宗教団体は、都心の高層ビル内のレンタルオフィスに事務所を置いている。1日午前、取材の電話に、団体関係者を名乗る女性は「(逮捕状が出ている男は)開業医で、ふだんはニューヨークにいる。今年は1月の集会に(日本へ)来ただけだ」と話した。

 これまでの調べで、香取神宮や成田山新勝寺が被害に遭った日に防犯カメラに写っていた男とよく似た人物が、別に被害に遭った奈良県内の寺のカメラにも写っていたことが判明している。

 千葉県警は、県外の被害についても奈良県警などとともに関連を調べる。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)