目覚ましは5時半にあわせておいたが、3時に目が覚め、買取用のブログ更新作業など。
咳がとまらず難儀。
これから旅立つというのに。
家にあったシロップの咳止めを飲んだら治ったが、これを海外に持っていくことはできないかも。
6時に妻にセントレアに送ってもらい、昨日書いた通りチェックインができるか不安だったので、すぐにルフトハンザドイツ航空の列に並ぶ。
まだカウンターがあくまで20分。
最近のライブで並ぶことが快感になってきている。
チェックインしてみたら、問題なくチケットは発券されたが、座席は0000、要するに未定となっている。
理由を訊くと、システムのトラブルとか。
あのメッセージは焦る。
今回はじめて試すレンタルのグローバルWiFiを借りたり、咳止めの薬を購入したりしてから、搭乗口へ。
フライトは12時間。
長い。
カナダに行った時のようにガラガラを予想したが、どういう需要があるのか、満席。
確か、フランクフルトには毎日飛んでいるはず。
ということで私の座席は2−4−2の端の窓側。
3人がけの真ん中、3人がけの一番奥という恐れていたことはなかったが、12時間の間に、何度もトイレに立ちたい時に横の方に動いてもらわなければいけないのがツラい。
映画はかなり充実していたので、映画でも見て時間をつぶそうと思ったら、音は出るが、音声が全然聞こえて来ない。
機材の調子が悪い座席をステータスの低い私に回したのかなと被害妄想。
座席を変えてもらいたいが、満席では無理。
文句言えば、マイレージでもプレゼントしてくれるかな(以前、家族にそういうことがあった)と思ったが、スタッフはみな忙しそう。
結局、ゲームなどをして過ごす。
あまりに退屈なので、もう一回いろいろな映画で試してみたところ、なんとか音声が聞き取れるのがあり、それを見た。
農夫が宇宙に行く3時間を超える作品。
到着と同時に最後の字幕になり、見終えることができ、スッキリ。
到着したのはドイツ、フランクフルトの空港。
本日はひとつめ目的地、フランスのストラスブールに移動の予定。
が、移動方法はグーグルマップなどでは調べたが、いまいちイメージがわいていない。
バッケージクレイムと書いてある文字を目指して辿り着いた入国審査で、お前のバッケージはこっちじゃない、Cだと言われ、800メートルぐらい戻って歩く。
バッケージクレイムがいくつもにわかれているなんてはじめてで、文字見た途端に突き進んでた。
北米でもそうだったが、入国審査でそれなりに質問される。
これからどこ行くのか? いつに帰るのか?
前の人達を見ているとかなり時間がかかっている人がいる。
すぐに書類を見せられるように用意。
今からストラスブールに行く。鉄道で行くつもりだ。帰りのチケットは手配済だ。今夜はストラスブールのホテルを予約している。
なんてことを証明できる紙を順番に見せて行き、それなりにスムーズに通過。
空港出て、ベンチに座り、グローバルWiFiの電源を入れる。
今回はこれがあるので百人力のはず。
指示どおりパスワードを入れると、iPhoneはWiFiにつながり、スピードも問題なさそう。
よし。
隣接する鉄道駅に行き、みどりの窓口的なところの列に並ぶ。
ヨーロッパの鉄道の切符売り場はメッチャクチャ並ぶというイメージがある。
1時間は並ばされるされた挙句、ここでは買えないと言われるようなこともあったはず。
が、ここは少なく、スムーズに流れている。
私が旅した2007年からは通信速度やシステムのスピードが全然違うのかもしれない。
ストラスブールに行きたいと言うとすんなりチケットを出してくれた。
グーグルマップで調べた通り、1CEでミュンヘンに行き、ミュンヘンから高速バスが良いみたい。
出発まで時間があり、ぶらぶらして、それでも時間があったので、早めにホームへ。
なんだ、もう一本前のミュンヘン行きにも全然乗れたじゃん。
ICEのチケットは二等車で座席指定はなし。乗車時間は30分程度。
前の乗っても問題ないのかな?
でも、時間は入ってるしな。追加料金払えって言われても面倒だし。
と、決められた時間、夕方4時53分発のに乗ることに決めた。
しかし、すぐに後悔。
というのも、予約した1CEが15分ほど遅れてきたのだ。
その上、先ほど、そんなに人がいなかった気がするのだが、ホームに大きなスーツケースを持った人がかなり待っている。
15分遅れで列車に乗車。
座席など空いているわけもなく、通路にカバンを置き、30分立っていることにする。
そんな人が何人もいるし、通路には大きなスーツケースがいっぱい。
なのにだ、なぜにドイツ人はこの狭い通路を何人もが通過しようとするのか。
人が通ろうとするたびに、立っている私はカラダを動かし、カバンもずらさなければならない。
そもそもICEはゆったりとした座席が設置。通路はかなり狭い。
いったいどこに行くのか?
新天地を求めているのか?それにしては荷物も持っていないなと思って観察していたら、先ほど通り過ぎていったおばちゃんが大きな赤ワインを一本持って戻ってきた。
確かにどこかに食堂車があったはず。
そこまでしてワインが飲みたかったのか。
ミュンヘンに到着したのは5時35分。
バスの発車時間は5時45分。
急いで移動。
しかし、ミュンヘンの駅がどんな構造なのが、そもそもバスターミナルにどうやって行くのかさえよくわからない。
バスターミナルの案内をさがすがない。
とりあえず、一番大きな改札口を出て、インフォメーションに質問。
そっちを戻って300メートルだと言われて、また移動。
何人か小走りしているドイツ人がいたので私も小走り。
バスターミナルかと思って走ってきたのは郵便局。
が、郵便局の奥にバスが何台も停まっている。きっとあれ。
バスの行き先にStrasbourgをさがす。
あった、あった。まだ発車してない。
荷物をあずけて、チケットを見せて、乗り込むとすぐに発車。
間に合った。
が、ホッとしたのつかの間、走ったから咳がかなり出る。
水を飲むと少しおさまるのだが、急いだ為、新たな水を買えず、10分で飲み切る。
持ってきたトローチや薬はあんまり効果なし。
さらにおしっこしたい。
高速バスだからトイレあるだろうと2階建バスの1階に行くとやはりあった。
が、故障中で使えませんの張り紙。
オーマイガット!はこういう時使うのがふさわしいのだろう。
咳、おしっこ我慢、咳の繰り返しの1時間45分。
ツイッターでどうでもいいことをつぶやいて気を紛らわせるが限界。
どこかで国境を超えて、ストラスブールには定刻の夜7時30分到着。
夜といってもかなり明るい。
グーグルマップを見て、徒歩6分のところにあるはずのExpediaで予約しておいたホテルを目指す。
途中、トイレがあれば寄ろうと思っていたが、店がそもそもない。
咳はバスから降りたらおさまったが、おしっこが限界に近い。
ホテル発見。
とりあえずフロントでパスポートを見せたところで、「トイレどこ?」
フロントの裏がすぐトイレでなんとか難を乗り越えられた。
が、予約が入ってないと言われ、予約完了のメールなどをさかして見せたりするが、届いてないとのこと。
まぁ、部屋はあいているので、新規申し込みでいいか?ということで、OK!
なんだ、Expediaで申し込みしたのと値段は一緒。
今度は2枚あるクレジットカードがどちらも読み込みできないと言われ、現金で支払い。
ようやくカードキーが渡されるまでホテルついてから30分。
で、部屋にカードキーをさしてみるが、開きそうもない。
うーん、いろいろと試すが、どうしても開かない。
また、フロントに逆戻りか。
フロントに行き、カードキーの設定をやり直してもらったら、先ほどつかなかった緑のランプがついた。
うーん、となると他のことも全てフロントのミスだったのかも。
もう、いまさらいいんだけど。
夜8時過ぎ。
日本とは7時間違うので、日本では深夜3時。
さすがに長時間の移動で疲れているが、飛行機の着陸前にパスタを食べてから何も食べていないし、水なども買いに行きたい。
ていうか、明日のライブ会場近いはずだから、見に行ってみようと出掛ける。
歩いて5分ほどでライブ会場到着。
うーん、間違ってないかな。
周りは繁華街でもなんでもなく、閑散としている。
店などはまるでないし、人気もまるでない。
近づいて見てみると、BABYMETALの張り紙があり、やはりここなんだ。
街も人が少ないし、満員になるのかしらと余計な心配。
さてと戻りかけたところに、関係者かなという車を発見。
関係者が車にわざわざBABYMETALと書くわけないか。
てことは俺と同じ明日のライブ会場の下見に来た奴らだな。
キツネサインを運転手に送ってみると、大喜び。
どうやら、イタリアから来たらしい。
シーユートゥモロー!とわかれる。
もしかして彼ら、会場の前で車停めて車中泊かもしれないな。
ぶらぶらと買い物、軽い食事をして、ホテルに戻り、iPhoneを充電しようとしたら反応しない。
いろいろな形で充電を試すができない。
飛行機の中の1USBケーブルにさしたのがいけなかったのかな。
しかし、もしiPhoneが充電できなくなっているとしたら最悪。
今回はiPhoneに頼り切る旅行になるはず。
借りてきたグローバルWiFiも意味をなくすし、購入した大容量バッテリーもその為のもの。
移動はiPhoneでグーグルマップ、コミュニケーションはiPhoneでグーグル翻訳、ガイドブックはiPhoneでキンドルの地球の歩き方の計画がすべて無となる。
うーん、参った。
ひと眠りして、電源入れ直したり、いろいろなパターンでiPhoneを電源などにさしてみたりした結果、パソコンとUSBにつないだ時ち充電の反応が出て一安心。
本日は誕生日。
まさか、51回目の誕生日をこんなところでこんな形で迎えるとは夢にも思ってなかった。
先日、立て続けに良い買取が続き、それらを旅行前に急いでヤフオクに出品してきた結果、写真集をやめてから最高の1日の売上ができた。
まさかの使いすぎだが、まさかこんな売上がまたできるとは夢にも思ってなかった。
夢にも思ってなかったも使いすぎ。