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『上坂すみれのオールソフィアンズニッポン』レポ(2015.5.31 in 上智大学)
『上智大学のOG』としても有名な、”すみぺ”こと上坂すみれの母校凱旋トークイベントに行ってきました。 厳密には「オールソフィアンズフェスティバル」という大学のホームカミングデーの一環で行われたトークイベント。 ですが、上智大生でなくても行けるという情報を入手し、「OB・OGもそうでない人もぜひ来て楽しんでください」という関係者からのメッセージも見かけたので、せっかくの機会ということで、梃子でも動かないような重い腰を上げて、四ツ谷までノコノコと出掛けていったわけでございます。 当初は大雨の予報で、ましてや昨日は日本じゅうが揺れる大地震。 どうなることかと思いましたが、結果は快晴で問題なくイベントが執り行われました。 午前中はイベント告知やら各種団体のイベントやらで、そのパフォーマンスもなかなか質が高くて、本来の目的を忘れて楽しんでた感があります。 そして、13時をちょっと回った頃、「上坂すみれのオールソフィアンズニッポン」開始。 ナビゲーターは、野外ステージ全体を仕切っていた川嶋葵さん(アナウンサー・上智大OG)。 この方の進行はめちゃくちゃ的確で、一人進行だとやはり不安さが残るすみぺを見事に牽引してました。 すみぺの第一声は「OGです!」という絶叫、これすごい印象に残ってます。 「かわいい!」コールに対し「うるさい!」と返したり、緊張のあまりマイクをオフってしまったりと、いつもどおりの、イメージ通りのすみぺでした。 このトークイベントでは、大学生時代のすみぺの様子が分かったりと、すみぺをより身近に感じられる内容が多かったなと思います。 今でも四ツ谷に来たときに、目的もなくキャンパスにふらっと寄っていたり。 大学時代は本当にぼっちで、一人飯に苦悩したりパソコン室に入り浸ったり… 本人の言葉にすると「上智大はおしゃれすぎて、おひとりさまにはつらい環境」とのこと。 このあたりが我々にも共感を呼ぶ部分でもあります。 ”ゆるふわガールの巣窟”とも言ってて、そのフレーズが未だに頭から離れません。 で、私がこのイベントにわざわざ足を運んだ理由は、もちろん「すみぺに会ってみたい」という想いはありましたが、それだけではありません。 「もしすみぺが話すなら、アカデミックな内容を聞いてみたい」と思っていたんですよ。 私のすみぺに対する評価って他の声優とは少し違って、過去に「外交官としてのほうが真価が発揮できる」と言っていた時期もあるくらい、魅力はその多彩で秘められたポテンシャルにあるんです。 上智大でなら、そのアカデミックな内容を聞けるはず、と思っていました。 そして今回は、期待通り、すみぺのアカデミックな面を垣間見ることができました。 一番よかったのは、ロシア語学科の恩師・上野俊彦教授の登場。 声優イベントに、おそらく日本におけるロシア研究の権威が出てくるなんて、普通あり得ないですよ。 上野先生から見たすみぺ評は「真面目で努力家」。 「優秀賞をもらったということは、学年では一番ロシア語ができたということ」という話は、やはりすみぺのすごさを現していました。 そして、先生がおっしゃった 「声優の道に進んだけど、ロシア語の道に進んでもすごい功績を残せる人物になっていた」 という言葉、ここがとてもインパクトがあって、一番記憶に残ってます。 本当にすごいですよ、すみぺ。 そして、イベントは涙と爆笑の佳境へ。 すみぺが「ゼミ論文を書くときに借りた先生の文献を借りっぱなしだった」ということで、上野先生に文献を返すための返却式が。 何度も申し上げますが、こんな声優イベントあり得ません。 4冊あったでしょうか、ものの見事に全部赤軍関係だった所が、決してファッションではない、そのガチさを物語っています。 上野先生は、「本を貸していることで、縁が繋がってる感じがする」と思っていたそうで。 でもここで、衝撃の事実『大学時代にすみぺにロシアの軍事知識を仕込んだのは上野先生だった』ことが判明。 「教えが残ってるから大丈夫」という、熱い師弟関係が伺えました。 ふたりの固い握手は、もう声優とかそういうものはどこかに行ってしまって、素晴らしかったとしか言えませんね。 そしてここで、今度は上野教授からのサプライズ。 すみぺが3年生のときに、赤軍をテーマに書いた論文の添削したものを、渡せなかった先生。 このイベントを気に、その添削した論文をすみぺに渡すという、こちらも”返却式”が。 これは本当にいいサプライズでした。 そして最後は「上智大学、Ypaaaaaaa!(うらー、[意]万歳)」で締め。 うん、本当に神懸かってたと思います。 イベントでさんざん登場した「クルトゥルハイム」 聖イグナチオ教会 ラジオ風にやるとか、お便りを募集するとか、そういう前情報があったので、普通の声優イベントになってしまうのかな……とちょっと残念に思っていたのですが、、ここまで書いてきたように、どちらかというとアカデミックな内容が多かったなあと思います。 個人的には無茶苦茶期待どおりのステージでした。 「いつかはロシアに1〜2年留学したい」と話すすみぺ。 7月にもサンクトペテルブルクのイベントに行くようです。 上野先生とのやりとりの中でも、この人はロシアやソ連について、まだまだ学びたいんだなという熱意が伝わってきて、すごいなと思いましたし、私も若干その熱にあてられたなと思います。 この人は、本当に声優って枠では語れない、すごい人ですね。 今回は、重い腰を上げていって本当によかったです。 関わった皆さん、本当にありがとうございました。 そして上智大関係者の皆さん、門外漢がお騒がせしました、いいお祭りでした。 |