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 父親から相続した重要文化財の絵画について破産管財人に説明しなかった疑いで、破産した不動産会社の元代表取締役の女性が東京地検特捜部の強制捜査を受けていたことが分かった。

 破産法違反の疑いで特捜部の強制捜査を受けたのは、2011年に破産した不動産会社「不二企業」の元代表取締役の女性。関係者によると、女性は1996年に死亡した父親から会社の経営を引き継ぎ、重要文化財の絵画などを相続したが経営が悪化、2011年、会社と共に女性個人も破産した。

 本来、絵画などの資産は売却した上で債権者への配当に充てる必要があるが、女性は破産管財人から絵画について説明を求められた際、「知らない」などと答えたという。

 しかし、その後の管財人の調査で女性が絵画など文化財数点を京都国立博物館に預けていたことが判明、重要文化財の絵画2点は4億8600万円で売却された。

 特捜部は女性が絵画など高額な資産を博物館に預けることで、意図的に隠していた疑いもあるとみて調べている。(05/29 22:21)


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破産会社元代表が資産隠しか 絵画説明せず (05/29 22:21)

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