今日は、聖なる「三位一体の主日」(一級大祝日)です。
「毎日のミサ典書」より、引用します。
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(引用ココから)
【本日の祝日の説明】
教会の絶えざる使命は、三位一体を礼拝し讃美することである。他のすべての奥義のもとである三位一体の奥義に対する信者の信仰を固めるために、本日が、その祝日と定められた。
新約の啓示の中心である三位一体の教義は、また、我らの超自然的生活の中心でもある。神の栄光と、神への我らの服従を認めることこそ、我らの宗教の究極の目的であるといってよい。
(中略)
キリスト教の(ミサの)いけにえは、神への完全な礼拝であり、唯一の神なる三つのペルソナから、我らに流れ出るすべての恩寵に対する完全な感謝の業である。
【本日の聖福音】
マテオによ聖福音の続誦(28ノ18−20)
そのとき、イエズスは近づいて、かれらに語って、いい給うた、
「私は、天においても地においても一切の権能を与えられた。故にあなたたちは行って、もろもろの民を教え、父と子と聖霊との名によって洗礼をほどこし、私があなたたちに命じたすべてのことを守れと教えよ。見よ、私は世の終まで、常にあなたたちとともにある。」
(引用ココまで)
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私たち、カトリック信者は、聖なる三位一体の神を礼拝します。
そして、私たちは、聖なる三位一体の神の名によって洗礼を受けます。
カトリック教会は、「父と子と聖霊との名によって洗礼」を授けた時のみ有効 とします。
( The Roman Catholic Church states that only Trinitarian baptisms are valid. )
エホバの証人や一部のペンテコステ派などは、「イエスの名による洗礼」を、有効と認めているそうです。
残念ながら、このプロテスタント的異端説に、教皇ニコラス一世が妥協してしまった時期がありました。ブルガリア人への手紙に「すでに洗礼を受けた者は、それが三位一体の名によるものであろうと、キリストの名のみによるものであろうと、洗礼を受けなおす必要は無い」と、書かれたのだそうです。個人的な言動の部分では教皇様も誤るときがあります。
このことについて、教皇ニコラス一世の時代も、そして現在に至るまで、カトリックの教えには一切の変更はありません。
カトリック教会は、「父と子と聖霊との名によって洗礼」を授けた時のみ有効 とします。
( The Roman Catholic Church states that only Trinitarian baptisms are valid. )
英語圏のもので検索すると、いろいろな情報は「キリストの名のみ」あるいは「イエスの名のみ」の洗礼が、認められるべきであるかのような記述が増えています。そのうち、日本語にも導入されて来るでしょう。
どうか、気をつけて下さい。正しい教えに留まるように努め、教会のために祈って下さい。
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