テストレポート
HW短評:Kingston「HyperX Cloud II」(1)バーチャルサラウンド出力対応ヘッドセットを2chステレオで聞いてみる
外観はオリジナルモデルとほぼ同じで,先に「大きすぎ」と指摘したマイクのポップフィルターが少し小さくなっているが,それ以外に大きな変化は感じられない。53mm径のネオジムドライバーを搭載する点や,合皮製と起毛素材製のイヤーパッドを付け替えられる点は変わらずだ。
一方,ケーブル周りには大きな変化がある。本体から伸びる全長1mのケーブルは4極の3.5mmミニピン端子となり,そこにつながるインラインリモコンがUSBサウンドデバイス機能を内蔵したのだ。ヘッドセット自体は引き続きアナログ接続のうえ,スマートフォンでお馴染みの端子なので,スマートフォンやPlayStation 4などでも変換アダプターなしで利用できるようになった。
ただ,外部給電がないため,低域の駆動能力と比較して高域のほうが相対的に大きく,少々高域寄りの周波数特性に感じられるのは気になった。
イヤーパッドを問わず,低域がやや弱めではあるものの,1万円台前半で購入できるUSB接続型ヘッドセットとして,ステレオの音質傾向が持つコストパフォーマンスは良好だと言えるだろう。
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Kingston TechnologyのHyperX Cloud II製品情報ページ
※HW短評に関する注意
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