プリウスPHVのバッテリー容量と文献の値を元にした計算値が合いません。
2014/4/404:39:02
プリウスPHVのバッテリー容量と文献の値を元にした計算値が合いません。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/20120123_505768...
上記より、プリウスPHVのバッテリー容量は4.4[kWh]、バッテリー質量は80[kg]であることが分かります。また、
https://division.csj.jp/div-report/11/1110104.pdf#search='%E3%83%AA...
より、リチウムイオン二次電池の容量は160[mAh/g]であることが分かります。以上より計算すると、
160[mAh/g]×80000[g]×3.7[V]≒47.4×10^6[mWh]=47.4[kWh]
といった感じで値が1桁ずれてしまうのですが、原因は何でしょうか?
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ベストアンサーに選ばれた回答
編集あり2014/4/609:32:11
リチウムイオン電池はカタログ値ではニッケル水素よりかなり軽くできることになっています。カタログ上は重量半、容積は2/3程度ですが。。。
リチウムイオン電池は使用温度域がニッケル水素より狭いのですね。フィットHVにモーター以外にスターターがついているのは、零下ではリチウムイオン電池のパワーが落ちて始動できないからです。
また温度の上限が低いので電池の間にスペースを開けてファンで通風しなければいけません。
というわけで現行のリチウムイオンの実装は大きさではあまり小さくならないのですよ。またハイブリッド車は10年程度の電池寿命が要求されますが、カタログ値いっぱににつかうと到底持たないのです。
さらに世界中で車載リチウムイオン電池の火災がおきており日本でもアウトランダーで2-3台発煙しています。そのため金属のシールドにおさめる必要があるのです。また米国と中国でEV車の衝突のショックで燃えた数例もありショックを吸収するスペースもいります。米国で水没で10台ほど火災になっています。
というわけで当初思われたほどリチウムイオン電池が圧倒的に軽くパワーがあるというわけでは無いのですよ。新型クラウンHVはリチウムイオン電池を載せてくると思われたのですがニッケル水素でした。そしてリチウムイオンを積むアコードHVよりトランクは広かったのです。信頼性や実装の余裕を見込むとそういうことになるのです。
プリウスPHVを見ると荷室床下のスペアタイヤの大半のスペースを食っています。ぱっと見て電池の体積は通常のプリウスの3-4倍は食ってます。それでいて容量も3-4倍ですね。容積比ではリチウムイオンはあまり小さくないですが、さすがにリチウムイオンが20kg-30kg程度軽いのですよ。ただ思ったより差がないですね。
ちょい足しを取り消しますが
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