Facebookページの投稿の反応を高め、リーチを伸ばすためのポイント

Facebookページの投稿の反応を高めるには?
Facebookページの運営をしていると、投稿ネタに困る、ファン数は集まったけれど「いいね!」やコメントなどの反応が得られず、結果的にリーチが下がってしまうといった課題、ありますよね。Facebookページをそのままの状態にしておくと、ニュースフィードのアルゴリズム(いわゆるエッジランク)の仕組み上、リーチが下がってしまう傾向にあります。リーチを伸ばすためには広告出稿など様々な方法がありますが、投稿への反応を高めてエッジランクを向上させる必要があります。
※エッジランクについて詳しく知りたいという方は、こちらのeBook過去記事をご覧ください。

今回は広告出稿ではなく、投稿の反応を高めるためのポイント、中でもコメントとシェアを増やす施策について事例を交えつつご紹介します。

はじめに、投稿コンテンツの考え方について

Facebookは「公園」のような空間
Facebookは「公園」のような空間で、友達とのコミュニケーションをはじめ、様々な人が様々な目的で集い、何らかの活動をおこなっています。このような場で、ブランドがお伝えしたいことをそのまま伝えても、よほどのコアなファンでない限り、興味を持ってもらうことは難しく、ファンやユーザーが楽しめ、役立つ情報にブランド情報を乗せていく工夫が必要です。以下に、Facebookページの代表的な記事カテゴリとポイントをご紹介します。

<代表的な記事カテゴリとポイント>

  • お知らせ(キャンペーンや新商品・サービスの紹介等)
    単にブランド情報だけでなく、季節や流行・時世、珍しい景色、食べ物などに絡めるとユーザーがより身近に感じることができ、自分ゴト化しやすくなるため、興味を得られやすい傾向があります。
  • ユーザー参加型(クイズ・アンケート形式の投稿)
    ユーザーやファンが自ら参加したくなるようなわかりやすい質問で、コメントされやすくなります。
  • 豆知識
    あまり知られておらず役に立つような豆知識は、シェアされやすい傾向にあります。
  • 歴史・懐かしいモノ
    歴史上の貴重な情報や画像を紹介するとコメントやシェアがされやすい傾向にあります。

コメントとシェアを得るためのポイントと企業の事例

エッジランク向上を狙うためには、いいね!に加え、コメントとシェアを得ることも重要です。例えば「アンケート」を行う場合、複数の回答がある投稿をするだけでも、一つの回答しかない投稿よりも、コメントを得られやすいです。実際に「2~3択形式のアンケート」や「答えがイメージしやすい自由回答式のアンケート」の企業の事例を取り上げたいと思います。

1. 2~3択形式のアンケート

「あなたは○○派?」「○○VS○○」といったアンケートは、瞬時に答えられることができ、反応をされやすい傾向にあります。またユーザーの回答に対してのレスポンスの一環で、途中結果を報告したり、最終報告することで、投稿自体をさらに盛り上げることができ、エンゲージも深めらる可能性があります。また、回答してくれた個々のコメントに対し、いいね!することでさらなるエッジランクの向上が期待できます。

では実際に事例を紹介したいと思います。

キリンラガービール 「缶とびん 飲むならどっち派?」
シンプルに分かりやすい画像と質問を用いることで、一目見ただけで瞬時に答えられるという点がポイントです。

 


ほっともっと/HottoMotto 「さっぱり派?たっぷり派?」

「さっぱり、たっぷり、こってり」と、ユーザーが自分自身の好みを連想しやすい選択肢がポイントです。ユーザーは3択以外にも自由に回答しやすくなるでしょう。

 

2. 答えがイメージしやすい自由回答式のアンケート

海外ではよく使われている方法で、"caption this" strategyというものがあります。日本語訳すると「説明して!」や「お題に答えて!」と表現できると思います。答えやすいお題を投稿することで、様々なパターンを展開できそうです。


@nifty 「なんと言ってる風に見えますか?」

 

いかがでしたでしょうか。シェアを得るためのポイントについては、次回の記事でご紹介できればと思います。

なお、反応の高い投稿事例や、具体的なコンテンツ作成のTIPSについては「ファンからの反応を上げる原稿作成術」としてeBookにまとめて公開しておりますので、ぜひ下記よりダウンロードいただけたらと思います。

(運営チーム 川口翔子)

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