レジストリエディター regedit.exe 起動方法&使い方 【Windows 7 8 Vista XP】
レジストリエディタとは?
レジストリエディタとは、Windows OSやプログラムのさまざまな設定が保存されてるレジストリというデータ群を閲覧したり変更できるツールです。Windowsに最初から付属してるプログラムです。
通常はレジストリをイジる必要はないですが、何かしらトラブルが起こった時にレジストリのデータを変更することで問題を解決できる場合もあります。ただ、レジストリにはOSの根幹に関わる重要なデータも存在するので、レジストリエディタを使って項目の削除や編集を行うときは慎重に作業してください。 (^^)o
ちなみに、マイクロソフトはWindows 7からカタカナ用語の末尾に付く長音表記を切り替えたので、別に気にする必要はないけれど名称がちょいと変化してますぞ。
- Windows XP、Windows Vista → レジストリ エディタ
- Windows 7、Windows 8 → レジストリ エディター
レジストリエディタの起動方法・開き方
regedit
⇒ Registry Editor
に由来
◆ Windows 7 & Windows Vista
- Windows
のスタートメニューを開く
- メニューの下部分にある「プログラムとファイルの検索」ボックスに半角で「
regedit
」と入力し、キーボードの Enterキー を押す
(ユーザーアカウント制御ウィンドウが表示されたら許可する)
◆ Windows 8/8.1
- Windows
の検索チャームを開く
- 「アプリ」を選択して、検索ボックスに半角で「
regedit
」と入力する - キーボードの Enterキー を押す or 検索にヒットした「regedit.exe」を選択する
◆ Windows XP
◇ その他のレジストリエディタ起動方法
- キーボードの Windowsキー + Rキー を押す
- 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウの入力ボックスに半角で「
regedit
」と入力する - [OK]ボタン を押す or キーボードの Enterキー を押す
レジストリエディタの使い方
レジストリエディタの操作方法は、Windowsのエクスプローラを使ってフォルダやファイルを扱う感覚に近いですよ。 (^o^)b
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Search\
たとえば、上のレジストリキーに移動するとすると、レジストリエディタの左側にあるツリーで、「HKEY_CURRENT_USER」を選択し、その下の「Software」を選択し、その下の「Microsoft」を選択し、・・・という感じで下の階層へずんずん進んでいきます。
HKEY_CURRENT_USER
→ Software
→ Microsoft
→ Internet Explorer
→ Search
項目の名前に大文字・小文字の区別はありません。他と似通った名前もあったりするので、間違ったところへたどってしまわないよう注意してください。
● レジストリエディタで項目を削除する
- 削除する項目を選択する (間違った項目を選ばないよう注意!)
- マウスを右クリックしてメニューから[削除(D)]を選択する
- 確認ダイアログが表示される
● レジストリエディタで項目を編集する
レジストリの定義済みキー 《メモ》
レジストリの最上位の階層には下の5つのキーが並んでます。特に登場するシーンが多いのが上3つです。
- HKEY_CLASSES_ROOT ・・・ ファイルの拡張子の関連付け情報などが格納されてる (略称 HKCR)
- HKEY_CURRENT_USER ・・・ すべてのユーザーに適用される設定が格納されてる (略称 HKCU)
- HKEY_LOCAL_MACHINE ・・・ 現在ログインしてるユーザーに適用される設定が格納されてる (略称 HKLM)
- HKEY_USERS
- HKEY_CURRENT_CONFIG