トップページ国際ニュース一覧米国務長官 自転車で大けが 外交日程に影響も
ニュース詳細

米国務長官 自転車で大けが 外交日程に影響も
6月1日 4時58分

米国務長官 自転車で大けが 外交日程に影響も
k10010098871_201506010521_201506010522.mp4
アメリカのケリー国務長官は、スイスを訪問中に乗っていた自転車で転倒し、右足を骨折する大けがをしたため、出席を予定していた過激派組織IS=イスラミックステートの対策を協議する国際会議への出席の中止を決めるなど、今後の外交日程に影響が出る事態になりました。
アメリカ国務省の声明によりますと、ケリー国務長官は、イランの核開発問題の解決を目指す交渉でザリーフ外相と会談するためスイスのジュネーブを訪問中の31日朝、自転車に乗って隣国のフランス国内に入ったところで転倒し、右足の大たい骨を折る大けがをしたということです。事故当時、ケリー長官には医師が同行していて、ケリー長官はヘリコプターで病院に運ばれ緊急の手術を受けたということです。
ケリー長官は命に別状はなく、容体も安定しているということですが、急きょアメリカに帰国し、ボストンの病院で治療を受けることになりました。
このため、先月31日からスペインのマドリードを訪れラホイ首相らと会談する予定や、今月2日にフランスのパリでISの対策を協議する国際会議への出席の中止を決めるなど、今後の外交日程に影響が出る事態になりました。
ただ、アメリカ国務省は、パリでのIS対策の国際会議について「遠隔地からでも参加する」と、ケリー長官が何らかの形で参加すると説明しています。
ケリー長官は、外遊先でも趣味の自転車を楽しむ姿がたびたび伝えられていました。

関連ニュース

k10010098871000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ