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口永良部島 一部の住民が一時帰島へ
5月31日 23時33分

口永良部島 一部の住民が一時帰島へ
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鹿児島県屋久島町は、口永良部島から避難している住民からの要望を受けて検討していた一時的な島の立ち入り・一時帰島について、一部の住民に限って天候がよければ1日朝にも認めることを決めました。
29日に起きた口永良部島の新岳の噴火では、住民など137人が町の避難指示に基づいて、その日のうちに屋久島にフェリーで避難しました。
多くの住民が、当面の必需品を持ち出すことしかできなかったとして、町に対し一時帰島を認めるよう求めたため、町は気象庁や内閣府などと協議を行ってきました。
その結果、町は、住民の代表9人を含めた合わせて27人が1日午前、一時帰島することを認めました。
町によりますと、一行は天候がよければ、町が確保した漁船3隻で午前8時半に屋久島の港を出て、午前中、2時間余り島に上陸する予定です。その間、手分けして、住宅の電気や火の元などの安全を確かめるほか、家畜などの様子を確認するということです。
この間、自衛隊や警察などのヘリコプターのほか、海上保安庁の巡視船が山の様子などを監視し、緊急時には、住民らが速やかに避難できる態勢を取ることにしています。
屋久島町の荒木耕治町長はNHKの取材に対し、「あすの午後以降は悪天候が続くことが予想されるため、午前中に一時帰島を認めることを決めた」と話しています。

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