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落下した大だこ 揚げる直前に傷みを修復
6月1日 6時25分

31日に滋賀県東近江市で行われた催しで重さ700キロの大だこが落下し、1人が意識不明の重体になり3人が重軽傷を負った事故で、たこを揚げる直前、骨組みに傷んだ部分が見つかり、修復されたことが分かりました。実行委員会は、強い風などに加え、修復によりバランスが崩れた可能性もあるとしています。
31日昼すぎ、滋賀県東近江市の公園で行われた「東近江大凧まつり」で、重さ700キロの大だこが空から落下し、見物していた大阪・堺市の吉井淳一さん(73)が意識不明の重体となったほか、7歳の男の子を含む3人が重軽傷を負いました。
大だこは縦13メートル、横12メートルの大きさで、竹の骨組みに和紙を張ったものでしたが、揚げる直前、骨組みの一部に虫食いで傷んだ部分が見つかり、その部分を折ったうえで添え木をする修復を行ったことが、実行委員会への取材で分かりました。
実行委員会によりますと、この修復の方法は全国的によく行われているということですが、実行委員会は、予想以上に強い風や風向きの要因に加え、修復によりバランスが崩れた可能性もあるとしています。
一方、落下した場所は、当初、見物客を入れない方針でしたが、来場者が多かったことなどから、急きょ入れるようにしたということです。
警察は、事故や安全管理の詳しい状況について調べることにしています。

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