Windows 7 のイメージバックアップ機能

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Windows 7 のイメージバックアップ機能

Windows 7 / 8 には、システムドライブ + α を “ イメージバックアップ ” する機能が付いています※1
※1 Windows 7 Home Premium には、この機能が付いていません。
ご指摘いただきました。Windows 7 Home Premium にもこの機能はあります。
(ただし、出力先にネットワークドライブを指定できない)

この機能は、

  • ある時点でのシステムドライブの内容を、 “ そっくりそのまま ” バックアップし、以降好きな時に “ その時の状態 ” を完璧に復元できるようにする
... というものです。
( Windows が起動しないという最悪の状態でも、バックアップした時の状態に戻すことができます)
  • ウイルス感染してしまった時
  • なんらかのエラーにより、Windows が起動しなくなってしまった時
... 等のために、転ばぬ先の杖として非常に効果的です。
7 以前からある「システムの復元」とは違い、 “ 全てのファイルをバックアップしてくれる ” ところがこの機能のポイント。
ちなみに、バックアップを自動で行うスケジュール機能も付いていたりします。

尚、イメージを復元する際には、通常 Windows 7 のインストールディスクが必要になります。
しかし、「システム修復ディスク」というブートディスクを作成することで、インストールディスクなしでも完全なレストアを行えるようになっています。
このページでは、その辺のことも交えて紹介していこうと思います。


操作手順は以下の通りです。

  1. まず、スタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」を選択します。

  2. 「システムとセキュリティ」メニュー内にある「バックアップの作成」を選択。
    「バックアップの作成」を選択

    Windows 8 を使用している場合は、右上の検索ボックスに「回復」と入力し、「Windows 7 のファイルの回復」を選択して下さい。
    「Windows 7 のファイルの回復」を選択

  3. 「バックアップと復元」という画面が表示されます。
    ここの左メニュー内にある「システム イメージの作成」をクリックします。
    「システム イメージの作成」をクリック

  4. 「システム イメージの作成」という画面が表示されます。
    最初に「バックアップ デバイスを検索中です...」というダイアログが表示されるので、しばらく待ちます。
    バックアップ デバイスを検索中です...

  5. デバイスの検索が終わると、イメージのバックアップ先を選択できるようになります。
    バックアップされたイメージは、
    • ハードディスク上
    • 光学ディスク上
    • ネットワークドライブ上
    のいずれかに出力することができます。
    バックアップ先を選択
    ここで指定したドライブの直下に「WindowsImageBackup」という名前のフォルダが生成され、その中にシステムイメージが出力されます。
    出力先を決めたら、右下の「次へ」ボタンをクリック。

  6. 続いて、「どのドライブをバックアップに含めますか?」という画面が表示されます。
    ここで、バックアップするドライブにチェックを入れておきます※2
    (システムドライブは、自動でバックアップ対象になります)
    ※2 複数のドライブを指定すると、バックアップイメージはその数だけ作成される。
    しかし、復元の際には、 “ いずれか一つのドライブだけを復元する ” ということはできない?模様。
    たとえば、C と E をバックアップした場合、復元の際には C も E もバックアップイメージによって上書きされる。
    (ただし、 “ システムドライブのみ ” を復元させることはできる)

    バックアップするドライブにチェック

  7. 最後に、バックアップ内容の確認画面が表示されます。
    問題なければ、右下にある「バックアップの開始」ボタンをクリックします。
    バックアップ内容の確認

  8. バックアップが開始されます。
    私の環境(E8400 / 2GB × 2)では、22.12GB 使用している C ドライブをバックアップするのに、約 4 分かかりました。
    バックアップ中...

  9. バックアップイメージが作成されると、「システム修復ディスクを作成しますか?」というダイアログが表示されます。
    イメージの復元を行う際に、Windows 7 のインストールディスクを使う場合は「いいえ」を、「システム修復ディスク」を使う場合は「はい」を選択します。
    (どちらを使っても、結果に違いはないです)
    システム修復ディスクを作成しますか?

  10. バックアップが完了しました。
    バックアップは正常に完了しました
    システム修復ディスクの作成
  1. イメージを復元する際には、Windows 7 のインストールディスクか「システム修復ディスク」が必要になります。
    「システム修復ディスク」はコントロールパネルから作成することができ、またさほど時間もかからないので、作っておいて損はないと思います。
    (ブートの時間も、インストールディスクに比べて短いです)
    以下に、その「システム修復ディスク」の作成方法を紹介します。

  2. まず、空のディスクを光学ドライブに入れておきます。
    「システム修復ディスク」の容量は 160 MB ほどなので、ディスクはCD でもOK です。

  3. スタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」を選択します。

  4. 「システムとセキュリティ」メニュー内にある「バックアップの作成」を選択。
    「バックアップの作成」を選択

  5. 左メニュー内にある「システム修復ディスクの作成」をクリックします。
    「システム修復ディスクの作成」を選択

  6. 「システム修復ディスクの作成」という画面が表示されます。
    ここの「ドライブ」欄で空のディスクが入っているドライブを選択し、右下にある「ディスクの作成」ボタンをクリックします。
    「ディスクの作成」ボタンをクリック

  7. ディスク作成処理が開始されるので、少し待ちます。
    ディスク作成中...

  8. データの書き込みが終了すると、「ディスクのラベルに次の情報を記載してください」という画面が表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックして操作を完了させます。
    ディスクのラベルに次の情報を記載してください
次のページでは、バックアップしたイメージを復元する手順を紹介します。
バックアップしたイメージを復元


ちなみに、バックアップファイルは " VHD " 形式のイメージファイルとして出力されます。



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