2009/10/06 火曜日  No.9395

農業を学びに上勝へ2〜大阪から移住の米田さん〜

 

農業を学びに上勝へ移住してきた
米田さんの成長をカメラが追います

 


ジュースなどのパッケージにある果実の絵や写真の表示にはルールがあります

   

 
コーナー

内 容

果汁ゼロでも果物の写真が?!

籠屋町にアーケード完成

未生流・正木寿甫さん「秋に謳う」
最近のホットラインから プルメリアの花


 

なつかしの徳島

籠屋町にアーケード完成

ホットラインから

プルメリアの花

けさの生け花

「秋に謳う」

 

農業を学びに上勝へ2〜大阪から移住の米田さん〜

くらしの講座 〜果汁ゼロでも果物の写真が?!〜


講師
ファイナンシャルプランナー
加渡いづみさん

今日は普段よく目にするいろいろな飲み物を持ってきました。

お店のジュース売り場にズラッと並んでいるモノばかりですが・・・。

並んでいる飲み物のパッケージを見て、どこが違うか分かりますか?

* 各種飲料を並べ、果汁の割合により表示に制限があることを示す
    ・100%のもの・・・果実の切り口が見える、果汁のしずくが落ちている
    ・100%未満のもの・・・果物の外観の写真や絵
    ・無果汁・・・  果物の外観の写真、あるいは図案化されたもの
      
実は、果実の絵や写真の表示にはルールがあります。
     
(1)無果汁の清涼飲料水の場合
   「無果汁の清涼飲料水等についての表示」
   (公正取引委員会が定める)
    原材料に果汁又は果肉が使用されていない清涼飲料水等に、果物名を使った商品名や果実の絵、
    写真などを表示する場合は「無果汁」である旨を明瞭に表示
     
(2)果実飲料の場合
   「果実飲料等の表示に関する公正競争規約」

公正競争規約とは業界ルールを定めたものです。
各業界が自主的に定め、公正取引委員会の認定を受けます。法律よりも細かい規定がされています。
    果実飲料の場合
(紅茶飲料、乳酸菌飲料、酒類、野菜汁は除く)
   
@果汁100%のみ、果実から果汁のしずくが落ちていたり、果実のスライス等の表示が認められる。100%未満のものがこの表示を行うことは、不当表示となる。
   
A果汁の使用割合が5%未満のもの、無果汁のものでは果実の絵を表示することは不当表示。
  但し、図案化した絵はかまわない。
   
B果汁入り飲料
   「果汁○○%」と、果汁の使用割合を表示
      果汁5%以上10%未満・・・「果汁10%未満」と表示
      果汁5%未満・・・「果汁○%」または「無果汁」

普段の買い物では、そこまで意識してパッケージを見ることは少ないとは思います。
商品に果物の写真や絵があれば、消費者としては果汁がいっぱい入ったフレッシュなイメージを持つものですが、果汁の使用割合の差とパッケージの写真が関連しているとは驚きですね。

果物の写真や絵が使われているのは、飲み物だけではありません、例えばガム、チョコレート、キャンディーなどの場合は、何かルールがあるのでしょうか?

チューインガムとチョコレートには、それぞれ業界ルールである公正競争規約があります。
チューインガムとチョコレートは飲み物と違い、果汁100%では製造できません。
いずれも、果汁の使用割合はわずかな場合が多いが、パッケージには果実の絵が大きく表示されています。
写真や絵の表示にルールは設けてはいるものの、「○○香料使用」などと明記する事で認めています。
飲料ほど、細かい規定はありませんが、ただ香料のみの使用の場合、あたかも果実そのものを使用しているかのような表示は不当表示になります。

キャンディー・グミの場合は、協会の自主基準になります。
原則として、表示した果実を使用していることが条件ですが、「無果汁」「香料のみ使用」と記載すれば表示はできます。

商品を買うとき、そのパッケージの影響は大きいです。
果実の絵や写真が載っていれば、相当程度果物が使われていると思ってしまうのは当然。
パッケージが、実際の中身以上のアピールになっているかも知れません。

でも仮に表示の制限を厳しくして、一定以下の果汁割合の商品には果物の絵や写真を使うことを禁止したら、今度は文字だけの説明になってしまいますね。
そうなったら、一目でどんな商品なのかがわからないですね。
また、このシークワーサーなどはあまり馴染みがないから、絵や写真がないとどんな果物なのかすらわからないことになります。

最終的には、表示は売る側が売りやすいために付けるのではなく、消費者が選びやすい、買いやすいための表示でなくてはいけません。
メーカーは、原材料や栄養表示と同じように、パッケージ表示も正確さとわかりやすさ、そして消費者の気持ちを大切にしてほしいですね。

今日の「くらしの数字」はこちらです。 
6466円 

徳島市における「果実・野菜ジュース」の1世帯年間購入額(総務省「家計調査」平成20年 総世帯・県庁所在地比較より)
   
*全国平均は7819円。徳島市は四国の他の県庁所在地と比べて最も支出が少ない
  1位は青森市、2井は松山市、3位は大分市。それぞれ果物の生産量が多い。

さて、次週は「住宅の欠陥に備える保険」をお送りします。

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