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 「ギョーザのまち」宇都宮市のシンボル・餃子(ギョーザ)像の背後に30日、「なでしこジャパン」のメンバーで市出身の安藤梢、鮫島彩両選手の応援看板が登場した。6月6日開幕のサッカー女子W杯での活躍を願って市が設置したが、観光客らの評判は分かれるようだ。

 「普段の姿が撮りたかったんですが」と神戸市から観光で訪れたという男性会社員(35)。餃子像を生で見たのは初めてで、「友人らに見せたい」と看板が写らない角度からの撮影に試行錯誤していた。戸惑う声が多く聞かれた一方、「いい記念になる」と喜ぶサッカーファンらも。東京都の会社員西海由紀さん(49)は「皆で地元選手を応援して盛り上がるのはいいこと。頑張ってほしい」。

 看板はW杯(7月5日まで)の期間中掲げられる。6月以降は、餃子像の本体にも応援タスキをかけるという。(杉山圭子)