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地震で「列車ホテル」580人余が一夜
5月31日 7時22分

地震で「列車ホテル」580人余が一夜
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30日夜の地震の影響で東海道新幹線のダイヤが乱れ、乗り継ぎができない乗客が出たことから、JR東海は、東京駅など3か所で停車中の新幹線を休憩用に開放するいわゆる「列車ホテル」を用意し、合わせて580人余りが車内で夜を明かしました。
JR東海によりますと、東海道新幹線は30日夜の地震で、東京・新大阪間の全線で一時、運転を見合わせ、その後も最大で2時間近い遅れが出るなど、およそ4万7000人に影響が出ました。
このためJR東海は、乗り継ぎができなかった乗客のために、東京駅と名古屋駅、それに新大阪駅で、31日の始発まで止まっている新幹線を開放するいわゆる「列車ホテル」を用意しました。
東京駅では48人が車内に泊まり、このうち新潟県内での法事から東京を経由して静岡市の自宅に帰る途中だった女性は「東京駅に着いたのが夜遅くで、ホテルを探しても空きが見つからなかったので助かりました。車内で少しでも休もうと思います」と話していました。
福島県内での仕事から静岡市に帰る途中だった男性は「あすの仕事に間に合わないかもしれず、本当に残念です。車内で本でも読んで過ごそうと思います」と疲れた表情で話していました。
このほか、新大阪駅でも183人、名古屋駅では350人が「列車ホテル」を利用し、合わせて581人が車内で夜を明かしました。

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