北海道警函館中央署は、覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで、函館市美原、北海道バス運転手、三橋政幸容疑者（５８）を逮捕、送検した。同署によると、容疑を認めている。同署は覚醒剤使用後に乗務していた可能性があるとみて調べている。

　逮捕、送検容疑は５月中旬から下旬までに、北海道内で覚醒剤を使用したとしている。

　北海道バス（札幌市）によると、三橋容疑者は３月下旬から契約社員として勤務。週に５～６日、札幌－函館間の都市間バスを運転していた。逮捕された２８日は午前中に札幌を出発し、午後６時に函館に到着。尿から覚醒剤の陽性反応が出て約３時間後に逮捕された。同日付で退職した。

　同社の田渕繁社長は「お騒がせして、お客さまに大変申し訳ない。信頼回復に全力を挙げる」とコメントした。