長尾大生
2015年5月31日03時00分
戦後70年の今、若者自身で戦争や原爆の悲惨さを学び、平和について考えようと、日大国際関係学部(三島市)の学生と県立沼津特別支援学校愛鷹分校(沼津市)の生徒が交流を始めた。手始めとして21日、学生らが大学に生徒たちを招き、漫画「はだしのゲン」の読み聞かせなどをして、原爆や平和について意見を交わした。
同学部の安元隆子教授のゼミでは、核や原爆、原発をテーマに学んでいる。ゼミ生は昨年11月、広島への原爆投下を扱った故中沢啓治さんの自伝的漫画「はだしのゲン」についての研究を大学祭で発表した。
この展示を見た愛鷹分校の鈴木隆臣教諭が、安元教授に交流の話を持ちかけたのがきっかけとなった。
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