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小笠原と関東で震度5強「異常震域」か5月31日 4時23分
30日夜、小笠原諸島沖の地下の非常に深いところで地震があり、小笠原諸島と関東で震度5強や5弱の強い揺れを観測したほか、全国各地の広い範囲で揺れを観測しました。気象庁は、震源が非常に深かったため、離れた地域にも揺れが伝わる、「異常震域」と呼ばれる現象が起きたとみています。
30日午後8時24分ごろ、小笠原諸島西方沖の地下の非常に深いところを震源とする地震があり、小笠原諸島の母島と神奈川県二宮町で震度5強の揺れを観測したほか、埼玉県の春日部市と鴻巣市、それに宮代町で震度5弱の揺れを観測しました。
また、関東甲信と静岡県の各地で震度4の揺れを観測し、北海道から沖縄県にかけての全国各地で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁の観測によりますと、震源の深さは590キロで、地震の規模を示すマグニチュードは8.5と推定されています。
気象庁は、「今後、観測データを精査することで、震源がさらに深くなったり、マグニチュードの数値が小さくなったりする可能性がある」としています。
今回の地震について気象庁は、「震源が非常に深いために、震源の近くだけでなく離れた地域にも強い揺れが伝わる、『異常震域』という現象が起きたとみられる」と説明しています。
また、「強い揺れの余震が起きる可能性は低いものの、今回、揺れの強かった地域では雨による土砂災害の危険性が高くなるおそれがあるので、念のため注意してほしい」と呼びかけています。
また、関東甲信と静岡県の各地で震度4の揺れを観測し、北海道から沖縄県にかけての全国各地で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁の観測によりますと、震源の深さは590キロで、地震の規模を示すマグニチュードは8.5と推定されています。
気象庁は、「今後、観測データを精査することで、震源がさらに深くなったり、マグニチュードの数値が小さくなったりする可能性がある」としています。
今回の地震について気象庁は、「震源が非常に深いために、震源の近くだけでなく離れた地域にも強い揺れが伝わる、『異常震域』という現象が起きたとみられる」と説明しています。
また、「強い揺れの余震が起きる可能性は低いものの、今回、揺れの強かった地域では雨による土砂災害の危険性が高くなるおそれがあるので、念のため注意してほしい」と呼びかけています。