春は、出会いと別れの季節。KBS京都ラジオにも、リスナーと別れのときを迎え、惜しまれつつ幕を閉じた番組があります。「いくよ・くるよのはりきりフライデー」。
1990年4月6日から、2006年3月31日まで、16年間にわたってたくさんのリスナーに愛され続けたゴールデンラジオです。京都生まれの今いくよ・くるよが、女性漫才師のパイオニアとなってからも、毎週金曜日には地元局へ足を運び、地元のみなさんとラジオを通じてふれあう。そこに大きな意義を感じていたと、ふたりは語ります。
スタジオは、ふたりの芸や人柄に魅せられた多くの人が集う場に。その輪たるや、お笑い界の重鎮から新人若手芸人まで。まさに、パーソナリティの交流のひろさが垣間見える番組でした。
長い歴史のなかでは、いくよ・くるよと名コンビとうたわれた久保房郎アナウンサーの定年を見送ったことや、番組から曲が生まれ、CD化されたこと、さらに番組のアニバーサリーやパーソナリティの誕生日などに、リスナーからお花やケーキが届けられたことなど、たくさんの想い出が詰まっています。
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