数年前、自宅サーバーやレンタルサーバー(正確にはVPSと言うらしい)をDropbox代わりに使おうと思って情報を探したが良い方法を見つけられなかった。
今回改めて探した所OwnCloudという素敵なサービスがあるようなので早速使ってみた。
現在の課題: CoreserverというVPSにPukiwikiをインストールして自分用メモサーバーとして使っている。
しかし、有料サーバーなのに、容量が沢山残っていてもったいない!
解決案: OwnCloudをインストールして、VPSをDropboxライクに使う!
インストールは、Coreserverの場合、多少工夫が要るが非常に簡単にインストールできたのでここにその方法を忘れないように記録しておく。
手順
1. ここをクリックするとファイルがダウンロードできます。ファイル名はsetup-owncloud.phpになります。上記ファイルは、ここからWeb Installerを選択して出てくるウインドウからもダウンロードできます。
2. そのままUpするとCoreserverではSSLでないとインストール出来ないため、上記setup-owncloud.phpをテキストエディタで開いて139行目の
を
と書換て同じ名前で上書き保存をします。
3. 上記で編集したファイルを自分のVPSの好きな場所にUpします。FTPでUpしても良いのですが、Coreserverは、ファイルマネージャーという機能があり、FTPソフトを使わずにWebブラウザからサーバーにファイルをUpできます。
4. ここからは、公式サイトにある通り、今Upしたファイルをブラウザで呼び出します。すると、以降は対話的にインストールが完了します。しかし、このままでは上手く行きません。Coreserverは、PHPの標準バージョンが5.4でないといけないため、setup-owncloud.phpファイルが置いてある場所に.htaccessファイルを作成し、そのファイル内に下記一行を記入します。
Coreserverは、この記載をすることで、CGI版PHP5.4として動かすことが出来ます。
参考リンク
5. これ以降は無事にインストールが進みますが、最後にユーザー登録の段階で次のようなエラーが出るはずです。
そこで、インストールして出来た(特に名前の変更などをしていなければ) owncloudというフォルダ直下に自動的に作成されている.htaccessを編集し、どこでも良いので次の一行を追加しておきます。
これで、上手くOwnCloudが使えるようになるはずです。
この後は、OwnCloudの詳細設定でデータフォルダの位置を変更したり、OwnCloudのアプリをインストールし、暗号化をしたりして、セキュリティを強化することが出来ます。
尚、PukiwikiのPHPとOwnCloudのPHPのバージョンが違ってどちらかが動かなくなることがあるので、
その時は、owncloudフォルダ直下の.htaccess(先ほどステップ5で編集したものですね)に下記記載をして、インストールの時に使ったステップ4の.htaccessは削除すると良いでしょう。
今回改めて探した所OwnCloudという素敵なサービスがあるようなので早速使ってみた。
現在の課題: CoreserverというVPSにPukiwikiをインストールして自分用メモサーバーとして使っている。
しかし、有料サーバーなのに、容量が沢山残っていてもったいない!
解決案: OwnCloudをインストールして、VPSをDropboxライクに使う!
インストールは、Coreserverの場合、多少工夫が要るが非常に簡単にインストールできたのでここにその方法を忘れないように記録しておく。
手順
1. ここをクリックするとファイルがダウンロードできます。ファイル名はsetup-owncloud.phpになります。上記ファイルは、ここからWeb Installerを選択して出てくるウインドウからもダウンロードできます。
2. そのままUpするとCoreserverではSSLでないとインストール出来ないため、上記setup-owncloud.phpをテキストエディタで開いて139行目の
curl_setopt($ch, CURLOPT_SSL_VERIFYPEER, TRUE);
を
curl_setopt($ch, CURLOPT_SSL_VERIFYPEER, FALSE);
と書換て同じ名前で上書き保存をします。
3. 上記で編集したファイルを自分のVPSの好きな場所にUpします。FTPでUpしても良いのですが、Coreserverは、ファイルマネージャーという機能があり、FTPソフトを使わずにWebブラウザからサーバーにファイルをUpできます。
4. ここからは、公式サイトにある通り、今Upしたファイルをブラウザで呼び出します。すると、以降は対話的にインストールが完了します。しかし、このままでは上手く行きません。Coreserverは、PHPの標準バージョンが5.4でないといけないため、setup-owncloud.phpファイルが置いてある場所に.htaccessファイルを作成し、そのファイル内に下記一行を記入します。
AddHandler application/x-httpd-php54cgi .php
Coreserverは、この記載をすることで、CGI版PHP5.4として動かすことが出来ます。
参考リンク
5. これ以降は無事にインストールが進みますが、最後にユーザー登録の段階で次のようなエラーが出るはずです。
No input file specified
そこで、インストールして出来た(特に名前の変更などをしていなければ) owncloudというフォルダ直下に自動的に作成されている.htaccessを編集し、どこでも良いので次の一行を追加しておきます。
mod_gzip_on Off
これで、上手くOwnCloudが使えるようになるはずです。
この後は、OwnCloudの詳細設定でデータフォルダの位置を変更したり、OwnCloudのアプリをインストールし、暗号化をしたりして、セキュリティを強化することが出来ます。
尚、PukiwikiのPHPとOwnCloudのPHPのバージョンが違ってどちらかが動かなくなることがあるので、
その時は、owncloudフォルダ直下の.htaccess(先ほどステップ5で編集したものですね)に下記記載をして、インストールの時に使ったステップ4の.htaccessは削除すると良いでしょう。
AddHandler application/x-httpd-php54cgi .php
coreserverの共有SSLでowncloudの「常にHTTPSを使用する」は設定可能でしたか?
よろしければ教えて下さい。