台風6号:12日夜から激しい雨も 関東甲信地方

毎日新聞 2015年05月11日 17時13分(最終更新 05月11日 17時25分)

台風6号の予想進路図(11日12時現在)
台風6号の予想進路図(11日12時現在)

 強い台風第6号は、11日15時現在、台湾南端とフィリピン北端の間のバシー海峡付近を1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでいる。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、中心から半径80キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。

 12日夜には温帯低気圧に変わるが、13日は再発達しながら関東甲信地方付近を通過する見込みで、関東甲信地方では、12日夜のはじめごろから雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨の降るところがあり、13日にかけて大雨となるおそれがある。12日18時までの24時間に予想される雨量は、関東甲信地方の多いところで50ミリの見込みで、雨量は13日にかけさらに増える。

 気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけている。【デジタル編集部】

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