【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が29日発表した4月の産業活動動向によると、鉱工業生産は前月比1.2%減となった。自動車や通信・放送装備などは増加したが、その他運送装備などが減少したことが響いた。
全産業の生産も前月に比べ0.3%減少し、2カ月連続の減少。
製造業の在庫は前月より1.9%増え、製造業の平均稼働率は0.1ポイント上昇し73.9%となった。サービス業は0.5%増加した。
消費を意味する小売販売は前月より1.6%増加した。衣服など準耐久財と飲食料品など非耐久財の販売が好調だったため。
設備投資は電機および電子機器などで増加したが、一般機械類などの投資が減り、前月より0.8%減少した。
景気の現状を示す一致指数の循環変動値、景気の先行きを示す先行指数の循環変動値はいずれも前月と同水準だった。