No | 発生日 | 発生場所 | Ship # | 型式 | 運航者 | 事故の概要 |
1 | 1981/01/08 | 千葉県東葛飾郡関宿町 | JA2218 | ピラタス式B4−PC11AF型 | 慶應義塾大学航空部 | 慶應義塾大学体育会航空部所属ピラタス式B4−PC11AF型JA2218は、昭和56年1月8日11時49分ごろ、滑空訓練(旋回地点の写真撮影)のため、操縦士(以下「機長」という。)が搭乗して、千葉県東葛飾郡関宿町平井地先の江戸川河川敷の関宿滑空場(以下「滑空場」という。)からウインチえい航により発航した。 その後、滑空場の南東約8キロメートルの芽吹大橋上空で写真撮影後滑空場に向か って帰投中、強い下降気流に遭遇し高度を喪失して、12時08分ごろ滑空場南端か ら南南東約0.8キロメートルの関宿町五駄沼埋立地共有地の沼の岸に不時着し、機体 を大破した。 本事故により機長は軽傷を負った |
2 | 1981/01/09 | 富山県上新川郡大山町 | JA9170 | 富士ベル式206B型 | 朝日ヘリコプター株式会社 | 朝日ヘリコプター株式会社所属富士ベル式206B型JA9170は、昭和56年1月9日10時30分ごろ、機長及び同乗者2名が搭乗して、送電線巡視飛行中、富山県上新川郡大山町松の木字添橋割3番地の高圧送電線に接触して、雪上に墜落し、大破したが、火災の発生はなかった。 本事故により、機長及び同乗者1名が重傷、同乗者1名が軽傷を負った。 |
3 | 1981/02/22 | 宮城県角田市 | JA3871 | セスナ式P210N型 | 野崎産業株式会社 | 野崎産業株式会社所属セスナ式P210N型JA3871は、昭和56年2月22日08時25分ごろ、航空訓練のため、機長及び同乗者2名が搭乗して有視界飛行方式により仙台空港から八尾空港に向かって飛行中、エンジンが不調となり、宮城県角田市佐倉字中島中地内阿武隈川河川敷内に脚上げ状態で不時着し、中破した。 本事故による火災の発生はなく、また人員の死傷もなかった |
4 | 1981/02/22 | 新潟県新潟空港 | JA9220 | ベル式206B型 | 中日本航空株式会社 | 中日本航空株式会社所属ベル式206B型JA9220(回転翼航空機)は、昭和56年2月22日、機体空輸のため新潟空港に着陸する際、13時36分ごろ、エンジンが突然停止しハードランディングした。 同機には、機長ほか同乗者2名が搭乗していたが死傷者はなかった。 同機は、中破したが火災は発生しなかった。 |
5 | 1981/02/28 | 千葉県関宿滑空場 | JA2179 | アレキサンダー・シュライハー式K8B型 | 東京理科大学航空部 | 東京理科大学航空部所属アレキサンダー・シュライハー式K8B型JA2179は、昭和56年2月28日12時46分ごろ、操縦練習を終了して千葉県東葛飾郡関宿町平井「関宿滑空場」(江戸川河川敷)に帰投するため、ベースレグを進入中、滑走路側方の川岸に激突し、大破した。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
6 | 1981/03/03 | 山口県防府市 | JA9043 | 富士ベル式204−B型 | 東亜国内航空株式会社 | 東亜国内航空株式会社所属富士ベル式204−B型JA9043は、昭和56年3月3日09時31分ごろ、高圧線鉄塔建設現場において矢板を吊り上げる際、地上作業員が矢板の荷造りロープに誤ってつかまったが、同機は、そのまま出発して大平山中腹(山口県防府市大字富海)を飛行中、当該作業員が山中に落下し死亡した。 |
7 | 1981/03/11 | 栃木県宇都宮飛行場 | JA5263 | 富士重工式710型 | 富士重工業株式会社 | 富士重工業株式会社所属富士重工式710型JA5263は、昭和56年3月11日10時21分ごろ、性能試験飛行のため、機長と操縦士(以下「A」という。)が乗組み、Aの操縦により栃木県宇都宮市上横田町の宇都宮飛行場の滑走路19から滑走中、全脚(前脚及び左右主脚)が脚上げ状態となり、約600メートルを逸走したのち同滑走路上にかく座停止し、中破した。 本事故による火災の発生はなく、人員の死傷はなかった。 |
8 | 1981/03/11 | 東京都調布飛行場 | JA3480 | ビーチクラフト式36型 | 個人 | 個人所有ビーチクラフト式36型JA3480は、昭和56年3月11日11時48分ごろ、機長ほか1名が搭乗し、電波法に基づく航空機局の定期検査(以下「定期検査」という。)のため飛行を終了して調布飛行場に着陸し、滑走中、前脚が引込み滑走路上に停止し、中破した。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
9 | 1981/03/11 | 行方不明 | JA8753 | 三菱式7MU−2B−30型J | 日本内外航空株式会社 | 日本内外航空株式会社所属三菱式7MU−2B−30型JA8753は、昭和56年3月11日、機長のみが搭乗し、諏訪之瀬島飛行場において離着陸訓練を実施後、帰投のため15時54分ごろ鹿児島空港に向け出発した。 同機は、その後の飛行中消息を絶った。 飛行可能時間経過後、陸、海、空からの捜索が行われたが、同機及び機長は、昭和 56年7月8日現在不明である。 |
10 | 1981/03/31 | 公海アンカレッジ〜コペンハーゲン上空 | JA8114 | ボーイング式747−200B型 | 日本航空株式会社 | 日本航空株式会社所属ボーイング式747−200B型JA8114は、昭和56年3月31日、同社の定期413便として、アンカレッジ国際空港を出発しコペンハーゲン国際空港に向け飛行中、公海上空で旅客1名(日本国籍男性59歳)が病死した。 |
11 | 1981/04/12 | 沖縄県那覇空港 | JA3587 | エアロスター式M20E型 | 個人 | 個人所有エアロスター式M20E型JA3587は、昭和56年4月12日12時09分ごろ、空輸のため機長外1名が搭乗し、那覇空港を離陸上昇中、エンジン不調となり同空港へ引き返した際、胴体着陸し滑走路18上にかく座し中破した。 本事故による火災の発生はなく、人員の死傷はなかった。 |
12 | 1981/04/26 | 千葉県関宿滑空場 | JA2279 JA2234 |
ピラタス式B4−PC11AF型 アレキサンダー・シュライハー式Ka6E型 |
個人 | 個人所有日飛ピラタス式B4−PC11AF型JA2279及び個人所有アレキサンダー・シュライハー式Ka6E型JA2234は、昭和56年4月26日、それぞれ機長1名が搭乗し、滑しょう飛行を終了して千葉県東葛飾郡関宿町平井の関宿滑空場に進入中、15時05分ごろ、滑走路18の末端付近の最終進入コース上において空中接触し、着陸したが接触時にそれぞれ小破した。 本事故による人員の死傷はなかった |
13 | 1981/05/04 | 青森県青森空港 | JA5185 | セスナ式337F型 | 個人 | 個人所有セスナ式337F型JA5185は、昭和56年5月4日09時40分ごろ、機長ほか1名が搭乗し、レジャー飛行を終えて青森空港滑走路28に着陸の際、バウンドしポーポイズ状態となって中破した。 本事故による火災は発生せず、人員の死傷はなかった。 |
14 | 1981/05/08 | 埼玉県妻沼滑空場 | JA2156 | 三田式3型改1 | 立教大学航空部 | 立教大学体育会航空部所属三田式3型改1JA2156は、昭和56年5月8日09時46分ごろ、立教大学体育会航空部の操縦練習生(以下「機長」という。)1名が乗り組み、滑空練習を行い、埼玉県大里郡妻沼滑空場の第2滑空場に着陸の際、ハードランディングし中破した。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
15 | 1981/05/08 | 福岡県遠賀郡芦屋町 | JA9533 | ベル式212型 | 海上保安庁 | 海上保安庁所属ベル式212型JA9533は、昭和56年5月8日11時15分ごろ、機長外乗組員4名が搭乗して、福岡県総合防災訓練に参加し、孤立者救助訓練中、福岡県遠賀郡芦屋町西浜地先埋立地の訓練会場内に着陸した。その際、同機のダウンウォッシュにより、付近に設置されていた天幕1張が浮揚し、それが落下して見学者が負傷した。 |
16 | 1981/05/09 | 愛知県河和付近上空 | JA8540 | ダグラス式DC−10−40型 | 日本航空株式会社 | 日本航空株式会社所属ダグラス式DC−10−40型JA8540は、昭和56年5月9日、定期354便として、福岡空港を離陸し東京国際空港へ向け飛行中、09時59分ごろ旅客1名(男性81歳)が病死した |
17 | 1981/05/14 | 徳島県那賀郡木沢村 | JA7348 | 川崎ベル式47G3B−KH4型 | 朝日ヘリコプター株式会社 | 朝日ヘリコプター株式会社所属川崎ベル式47G3B−KH4型JA7438は、昭和56年5月14日09時55分ごろ、機長のみが搭乗して、高城山中腹(徳島県那賀郡木沢村大字小畠)の崩壊斜面で緑化作業用資材回収のためホバリング中、テールロータが斜面に接触し、墜落し、大破炎上した。 本事故により、機長は重傷を負った。 |
18 | 1981/05/20 | 鳥取県鳥取空港 | JA3503 | ムーニー式M20E型 | 個人 | 個人所有ムーニー式M20E型JA3503は、昭和56年5月20日、機長外3名が搭乗し、レジャー飛行を終えて鳥取県鳥取市湖山町鳥取空港の滑走路10に16時57分ごろ着陸し、その後の滑走中、右主脚が引込み右へ偏向して走行した後誘導路の入り口付近に停止し、中破した。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
19 | 1981/06/07 | 栃木県塩谷郡藤原町 | JA3706 | 富士重工式FA−200−180AO型 | 個人 | 個人所有富士重工式FA−200−180AO型JA3706は、昭和56年6月7日10時20分ごろ、遊覧飛行のため、機長及び同乗者2名が搭乗し、鬼怒川場外離着陸場(以下「鬼怒川滑空場」という。)を離陸し、栃木県塩谷郡藤原町の運動公園上空において低空で旋回を行った後、上昇中、失速して藤原町大原地内今市事業区国有林1林班た小班(標高約460メートル)の山林に10時45分ごろ墜落し、大破した。 本事故により火災は発生しなかったが、機長及び同乗者2名は重傷を負った。 |
20 | 1981/06/07 | 埼玉県妻沼滑空場 | JA2264 | インタープリンダラ・デ・コンストルクティーアエロノウティテェ・ブラソブ式IS−29D2型 | 東海大学 | 東海大学所属インタープリンダラ・デ・コンストルクティーアエロノウティテェ・ブラソブ式IS−29D2型JA2264は、昭和56年6月7日、埼玉県大里郡妻沼町葛和田「妻沼滑空場」において、練習生(以下「機長」という。)が搭乗し、ウインチえい航により発航して場周飛行を行い、12時10分ごろ滑走路14に進入中、失速状態となり、滑走路末端に衝突し、大破した。 本事故により機長は重傷を負った。 |
21 | 1981/06/17 | 山口県山口市 | JA7533 | 川崎ベル式47G3B−KH4型 | 日本農林ヘリコプター株式会社 | 日本農林ヘリコプター株式会社所属川崎ベル式47G3B−KH4型JA7533は、機長のみが搭乗し、松喰虫防除のため、昭和56年6月17日早朝から、山口県山口市仁保下郷仁保川場外離着陸場(標高63メートル、以下「ヘリポート」という。)を基地にして、薬剤(液剤)散布作業を行っていた。05時57分ごろ同機がヘリポートに着陸して、薬剤搭載後、薬剤散布装置点検のためヘリポート内の整備点検場所へ河原上をホバリングタクシーにより移動中、エンジン回転速度が低下し堤防上に接地したが、その後河原に転落し大破した。 本事故による火災は発生せず、人員の死傷はなかった。 |
22 | 1981/06/23 | 千葉県市原市 | JA7590 | ヒューズ式269C型 | 武蔵航空株式会社 | 武蔵航空株式会社所属ヒューズ式269C型JA7590は、昭和56年6月23日08時22分ごろ、機長及び整備士1名が搭乗して、空輸中、エンジン不調のため、千葉県市原市山倉の県立子供の国の遊歩道に緊急着陸し、大破したが、火災は発生しなかった。 本事故により、同乗者(整備士)1名が重傷を負った。 |
23 | 1981/07/08 | 千葉県関宿滑空場 | JA2274 | 日飛ピラタス式B4−PC11AF型 | 日本飛行機株式会社 | 日本飛行機株式会社所属日飛ピラタス式B4−PC11AF型JA2274は、昭和56年7月8日14時20分ごろ、機長のみが搭乗し、ウインチえい航索の非常離脱試験を終え、千葉県東葛飾郡関宿町平井地先関宿滑空場に着陸の際、右翼端から接地して右に回され横滑りして中破した。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
24 | 1981/07/18 | 鹿児島県西ノ表市北西約5海里海上 | JA5183 | ビーチクラフト式58型 | 個人 | 個人所有ビーチクラフト式58型JA5183は、昭和56年7月18日、社用業務を終えて、帰投のため、種子島空港から熊本空港へ向けて飛行中、15時19分ごろ、左側エンジンが不調となり、鹿児島県西ノ表市西ノ表字馬毛島北西の海上に不時着水した後、水没した。 同機には機長のみが搭乗していたが、重傷を負った。 |
25 | 1981/07/22 | 新潟県燕市 | JA7665 | ヒラー式UH−12E型 | 東邦航空株式会社 | 東邦航空株式会社所属ヒラー式UH−12E型JA7665は、昭和56年7月22日06時36分ごろ、機長のみが搭乗して、新潟県燕市大字長所の水田において、薬剤散布飛行中、高圧線電柱の支持線に接触して墜落し、大破した。 本事故による火災は発生せず、機長は軽傷を負った。 |
26 | 1981/07/26 | 愛媛県西条市 | 超軽量機 | マイクロライトクイックシルバーM型 | 個人 | 個人所有マイクロライトクイックシルバーM型モーターハンググライダーは、昭和56年7月26日11時00分ごろ、レジャー飛行のため所有者(以下「操縦者」という。)が搭乗し、愛媛県西条市船屋の2号地臨時埋立地(以下「埋立地」という。)上空での飛行において、エンジン出力が低下し、不時着の際前車輪からハードランディングして前方へ転覆し大破した。 本事故により火災は発生しなかったが、操縦者は重傷を負った。 |
27 | 1981/08/02 | 富山県上新川郡大山町 | JA7652 | エンストロム式280C型 | 個人 | 個人所有エンストロム式280C型JA7652は、昭和56年8月2日、機長及び同乗者1名が搭乗して、社用のため、有視界飛行方式により富山空港を出発し、富山県上新川郡大山町黒部割有峰太郎平の場外離着陸場(以下「太郎平ヘリポート」という。)において、着陸復行の際沈下現象が発生したため、15時00分ごろ不時着し、中破した。 本事故による火災の発生はなく、人員の死傷もなかった。 |
28 | 1981/08/04 | 秋田県由利郡鳥海町 | JA7617 | エンストロム式280C型 | 武蔵航空株式会社 | 武蔵航空株式会社所属エンストロム式280C型JA7617は、昭和56年8月4日08時13分ごろ、機長のみが搭乗し、農薬散布中、秋田県由利郡鳥海町下笹子字長畑69番地の民家の庭に墜落し、大破したが、火災は発生しなかった。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
29 | 1981/08/06 | 長野県大町市 | JA7565 | 川崎ベル式47G3B−KH4型 | 大阪エアウエーズ株式会社 | 大阪エアウエーズ株式会社所属川崎ベル式47G3B−KH4型JA7565は、機長のみが搭乗し、昭和56年8月6日06時46分ごろ、長野県大町市大字社の狭あいな谷間にある水田において薬剤散布中、特別高圧送電線(以下「送電線」という。)に接触し、休耕田に墜落し、大破した。墜落後、火災が発生した。 本事故により、機長が重傷を負った |
30 | 1981/08/06 | 宮城県遠田郡小牛田町 | JA7616 | ヒューズ式269C型 | 日本ヘリコプター株式会社 | 日本ヘリコプター株式会社所属ヒューズ式269C型JA7616は、昭和56年8月6日08時10分ごろ、機長のみが搭乗し、宮城県遠田郡小牛田町関根字新苗代江96番地の水田において、薬剤散布飛行中、低圧配電線に接触して墜落し、大破した。 本事故による火災は発生せず、機長は重傷を負った。 |
31 | 1981/08/11 | 鹿児島県種子島の東方約30q海上 | JA9262 | アエロスバシアル式SA360C型 | 西日本空輸株式会社 | 西日本空輸株式会社所属アエロスバシアル式SA360C型JA9262は、昭和56年8月11日、気象衛星打ち上げに伴う警戒飛行中、03時43分ころ、鹿児島県熊毛郡南種子島町種子島宇宙センタ(以下「センタ」という。)の東方約30キロメートル、水深700〜800メートルの海中に墜落、水没した。同機には機長ほか5名が搭乗していたが、全員死亡した。 |
32 | 1981/09/07 | 岩手県東磐井郡藤沢町 | JA7421 | 川崎ベル式47G3B−KH4型 | 日本農林ヘリコプター株式会社 | 日本農林ヘリコプター株式会社所属川崎ベル式47G3B−KH4型JA7421(回転翼航空機)は、昭和56年9月7日薬剤散布飛行中10時22分ごろ岩手県東磐井郡藤沢町黄海(きのみ)鬼田の水田に墜落した。 同機には機長のみが搭乗していたが重傷を負った。 同機は大破し火災が発生した。 |
33 | 1981/09/30 | 大分県直入郡久住町 | JA9215 | ベル式206B型 | 鹿児島国際航空株式会社 | 鹿児島国際航空株式会社所属ベル式206B型JA9215は、昭和56年9月30日12時10分ごろ、機長及び同乗者1名が搭乗して、テレビコマーシャル用に垂れ幕を吊り下げて、大分県直入郡久住町大字白丹字板木7562の5の場外離着陸場(以下「臨時へリポート」という。)を離陸直後、墜落して機体を大破炎上した。 本事故により機長及び同乗者は重傷を負った。 |
34 | 1981/10/23 | 千葉県新東京国際空港 | OD-AGT | ボーイング式707−331C型 | トランスメディタレニアン航空会社 | トランスメディタレニアン航空会社所属ボーイング式707−331C型OD−AGTは、昭和56年(1981年)10月22日22時30分ごろ、定期332便(貨物便)として新東京国際空港を出発し、バンコク国際空港へ向かったが、上昇中高度約30,000フィートで第3エンジンの故障のため新東京国際空港へ引き返し、着陸して滑走中、23日0時19分ごろ、滑走路を左へ逸脱して誘導路上にのりあげかく座し、停止した。同機には乗組員3名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 同機は、中破したが、火災は発生しなかった。 |
35 | 1981/10/28 | 新潟県新潟空港 | JA2123 | スポルタビア式フォルニエルRF5型 | モーターグライダークラブ | 日本モーターグライダークラブ所属スポルタビア式フォルニエルRF5型JA2123は、昭和56年10月28日12時26分ごろ、機長外1名が搭乗し、航法訓練を終え新潟空港滑走路10に着陸の際、胴体着陸し、小破した。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
36 | 1981/11/11 | 栃木県日光市 | JA3533 | セスナ式A150K型 | 新中央航空株式会社 | 新中央航空株式会社所属セスナ式A150K型JA3533は、昭和56年11月11日、日光東照宮の写真撮影のための飛行中、10時20分ごろ栃木県日光市山内231地内稲荷川河川敷に墜落した。 同機には、機長のほか写真家1名が搭乗していたが、2名とも死亡した。 同機は大破し、火災が発生した |
37 | 1981/11/29 | 神奈川県横浜市 | JA7511 | ヒューズ 269B | 武蔵航空株式会社 | 武蔵航空株式会社所属ヒューズ式269B型JA7511(回転翼航空機)は、昭和56年11月29日映画撮影のカメラ・アングル・テスト飛行中、機長が操縦性に不具合を感じ14時47分ごろ神奈川県横浜市戸塚区俣野町の乾田に不時着した。 同機には、機長のほか2名が搭乗していたが負傷はしなかった。 同機は、大破したが火災は発生しなかった。 |
38 | 1981/12/15 | 滋賀県野洲郡中主町沖合1.5q琵琶湖 | JA9286 | ベル式206B型 | 大阪エアウエーズ株式会社 | 大阪エアウエーズ株式会社所属ベル式206B型JA9286(回転翼航空機)は、昭和56年12月15日、滋賀県高島郡今津駅付近の報道取材を終了して八尾空港へ向け飛行中、13時25分ごろの交信を最後に消息を絶ち、行方不明となった。 同機は、昭和56年12月21日、滋賀県野洲郡中主町沖約1.5キロメートルの琵 琶湖に水没しているのが発見された。 同機には機長のほか整備士及びカメラマンの計3名が搭乗していたが、全員死亡し た。 同機は、中破したが、火災は発生しなかった。 |
39 | 1981/12/20 | 長野県長野市 | JA2129 | 萩原式H−23C−2型 | 長野県航空協会 | 社団法人長野県航空協会所属萩原式H−23C−2型JA2129は、昭和56年12月20日、滑空訓練を終えて、長野市滑空場の滑走路(04)へ着陸のため進入中エルロン・コントロールが不能となり、13時23分ごろ長野県長野市屋島地籍千曲川屋島橋上流1キロメートルの河川敷に墜落した。同機には機長及び同乗者1名が搭乗していたが、機長は重傷、同乗者は軽傷を負った。同機は大破した。 |
40 | 1981/12/29 | 山形県山形市 | JA9302 | アエロスパシアル式AS350B型 | 東邦航空株式会社 | 東邦航空株式会社所属アエロスパシアル式AS350B型JA9302(回転翼航空機)は、昭和56年12月29日写真撮影のため、山形県山形市大字高湯字地蔵山頂付近を飛行中、14時37分ごろ同山頂付近に墜落した。 同機は、機長ほか3名が搭乗していたが、うち死亡1名(同乗者)、軽傷者1名 (同乗者)であった。 同機は、大破したが、火災は発生しなかった。 |