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口永良部島 防災ヘリで火砕流の状況など調査
5月30日 12時03分

口永良部島 防災ヘリで火砕流の状況など調査
29日に爆発的な噴火が起きた鹿児島県の口永良部島について、国土交通省九州地方整備局が30日も、防災ヘリコプターで上空から、火砕流が流れ下った状況や家屋や道路に被害が出ていないかなどを調べました。
九州地方整備局の防災ヘリコプターは30日朝、鹿児島空港を離陸し、午前9時10分ごろからおよそ30分間にわたって口永良部島を上空から調査しました。
ヘリコプターから撮影した映像では、火砕流が発生したとみられる新岳火口の北西側で谷筋に沿って木々がなぎ倒されているのが分かります。
火砕流によるとみられる跡は海岸まで達していますが、途中にある家や自動車は、白く灰をかぶってはいるものの大きく壊れた様子は見られませんでした。
一方、火口付近は白い煙に覆われていて、その様子を見ることはできませんでした。
このほか、映像から見える範囲では島の人が住んでいた家や道路が噴石などで壊れているような様子は見られませんでした。
九州地方整備局は撮影された映像を基に、発生した火砕流の状況や家屋などへの被害を把握し、今後の支援や調査の方針を検討することにしています。

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