コミュニケーションが苦手な人にとっては、人に言い返すのはむずかしいことですよね。
今日は、こちらの『賢く「言い返す」技術』を読みました。
攻撃的な人、迷惑な人に、どう言い返すといいか?
ということが、この本では書かれています。
私が気になったところを紹介します。
我慢していればいつか解決するーーは幻想
たとえいじわるされてもニコニコ笑っていたら、いつか相手が優しくなってくれるのではないかという幻想を抱いている人は少なくない。
だが、現実はそうではない。
我慢していても、相手はなかなか変わらないですよね。
だから、黙っていても、変わらないでしょう。
だから、言い返すというのは、ときには良い手段のはずです。
とは言え、なかなか言い返せない。
これは、どういう言葉を言ったら良いかを知らないからというのが大きそうです。
そういう意味で、この本を読んでみて、言い返すフレーズを知っておくと、言い返したいときに言い返せるようになれるのではないでしょうか。
グチを聞かされる→自分が話したいことを話す
向こうが一方的にグチばかり言い続けるようなら、「そうなんだ」「そっか」というふうに相づちを打ってから、「そういえば」と続けて、自分の話したいことを話す。
人間ですから、グチはあるでしょう。
ただ、グチばかりだと、あまり楽しくはないです。
だから、うなずいたあとで、そういえばと、自分の話したいことを話す。
これを繰り返していれば、相手も気がつくこともあるかもしれないということです。
いずれにしても、自分が話したいことを話せるのですから、いいですよね。
言い返せない人
なかなか言い返せない。
そういう人はいると思います。
そんな人は、まずはこの本のフレーズを覚えてみる。
そして実際にやってみる。
そんなことを繰り返していけば、言い返せるようになっていくのではないでしょうか。
目次
1章 “言葉の暴力”も、“見えない圧力”も止められる―「彼ら」はなぜ、攻撃せずにはいられないのか
2章 たったひとつで“立場”は逆転する!―どうすれば、相手の出方は変わるか
3章 どんな相手も怖くなくなる「7つの武器」―この“切り返し”をされたらかなわない
4章 職場で―この一言で、「気持ち」も「仕事の進み」スッキリ!
5章 友人・グループづきあいで―“やっかいなあの人”を、巧みに遠ざける法
6章 家族・パートナーへ―“近くて遠い相手”と、もっとわかりあうために
7章 もう「あんな人」に絶対左右されない―「強い自分」をつくるために大切なこと
この記事ではあまりフレーズは紹介していませんが、いろいろとフレーズがこの本では紹介されています。
職場や友人、家族など、それぞれの人たちとどう話すか。
そんなことがわかってきます。
言い返すフレーズを知ることができます。
それらのフレーズを使ってみると、迷惑な人との関係も変えられる。
少なくとも、ただ黙っているだけという状況は変えられるでしょう。
ということで、賢く言い返すことができるようになりたい人は読んでみてください。
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