AndroidM Developer Preview版をNexus5にインストールする方法
会社で唯一のAndroidユーザー、上本です。
先日行われたGoogle I/Oですが、Androidの最新バージョンに当たる「M」の正式発表や、
Youtube/GoogleMapといったアプリのオフライン対応化など未来を感じさせる発表でしたね!
今回はAndroidと新しいもの好きな私が、
AndroidMのDeveloper Preview版をNexus5にインストールしてみようと思います。
注意事項
Developer Preview版のROMをインストールすると、
以前のデータが完全に削除され、工場出荷時の状態になります。
インストールされる場合は、必ずバックアップを取ってから作業を行ってください。
また、今回のインストール検証はMacのYosemiteで実施しました。
ダウンロード
バージョンアップするためには、プレビュー版のイメージファイルをダウンロードする必要があります。
公式ページにて配布されているので、ダウンロードしましょう。
インストールする端末を選択します。
今回はNexus5を選択しました。
インストールに関する規約が表示されますので、同意してダウンロードしましょう。
ダウンロードができました。ファイルサイズにして約600MBあります。
ダウンロードが終わったら解凍しておきましょう。
インストール手順
adbとfastbootが使用可能か確認する
手動でAndroidにROMをインストールする場合は、adbやfastbootといったコマンドが実行できる環境が必要です。
インストール前にあらかじめ確認しておきましょう。
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#adb確認 MacBook-Air:~ hoge$ which adb /Users/hoge/Library/Android/sdk/platform-tools/adb #fastboot確認 MacBook-Air:~ hoge$ which fastboot /Users/hoge/Library/Android/sdk/platform-tools/fastboot |
上記のコマンドが入っていない場合は、AndroidSDKをダウンロードしてPATHを通しておきましょう。
Nexusをリカバリモードで起動する
手動でAndroidのROMをインストールする場合は、一度リカバリーモードで起動する必要があります。
電源オフの状態で、「音量ボタン下」と「電源ボタン」を同時長押しします。
しばらくすると、リカバリーモードで起動します。
起動したらUSBとPCを接続し、インストール作業に入ります。
AndroidMをインストールする
ターミナルを立ち上げて下記のコマンドを入力しましょう。
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#ダウンロードしたディレクトリに移動 MacBook-Air:~ hoge$ cd /Users/hoge/Desktop/hammerhead-MPZ44Q #flash-all.shを実行 MacBook-Air:~ hoge$ ./flash-all.sh |
flash-allを実行すると、Androidが全リカバリされDeveloper Preview版がインストールされます。
新しくなったAndroid
ホーム画面です。
画像は起動直後のもので、アプリを復元する前の状態です。
ドロワーはグリッド表示からグリッド+リスト表示に大きくUIが変化しています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
比較的簡単にインストールできたと思います。
ただ、開発者向けバージョンということもあって不具合が多いですね。
(私の環境ではTwitterアプリが使えませんでした)
機能面は正式バージョンがリリースされた時に、またレビューしたいと思います。