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【プロ野球】

DeNA9回猛反撃も1点及ばず 筒香温存、覚悟の負け

2015年5月29日 紙面から

9回裏2死二、三塁、代打・白崎が遊撃ゴロに終わり、呆然とする筒香(左端)と、ベンチを去る中畑監督(背番号70)=横浜スタジアムで(吉澤敬太撮影)

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◇オリックス4−3DeNA

 オリックスが5カードぶりに勝ち越した。2回に西野と安達の連続適時打で2点を先制。4回に糸井の内野安打、8回に安達の二塁打で加点した。ディクソンが7イニング無失点でリーグトップに並ぶ6勝目。DeNAは反撃が遅かった。

 猛烈な反撃で9回に3点を奪い、差は1点。1死二、三塁と、一打逆転サヨナラの場面。しかし高城が三振、代打・白崎が遊ゴロに倒れて、試合は幕を閉じた。手負いの主砲・筒香は、最後までベンチにいた。

 「きょうは使わないという覚悟を決めた。勇気ある撤退をしました」。中畑監督は苦渋の決断だったことを明かした。右太もも裏筋損傷。「これが9月だったらいかせる」と話すが、悪化すれば長期離脱は避けられない箇所。温存し、敗れた。

 指揮官がポイントとしたのは、それ以前の段階。2回に石川の失策から2点を献上。先発・三嶋も5イニング3失点で降板。主導権を握られた。「ミス、エラー、ワイルドピッチ、打たれやすいカウントにする。失点するパターンができあがっている。矯正しないといけない」と手厳しかった。

 筒香は「あした(29日のロッテ戦)は、いけるというよりいきます。DHなんで頑張ります」と、指名打者での出場を明言した。再起する主砲が打線にカツを入れる。 (鈴木創太)

 

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