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ひろみち&たにぞう「運動会シリーズ」9作目 大人も子供も「全力」がテーマ

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ひろみち&たにぞう「運動会シリーズ」9作目 大人も子供も「全力」がテーマ

「メロディーや歌詞よりも先に振り付けができる場合もありました」と話す谷口國博(左)と佐藤弘道 (野村成次撮影)

 5、6月は運動会シーズン。それを前に、「ひろみちお兄さん」の愛称で知られるタレントの佐藤弘道(46)が「運動会」をモチーフにしたアルバムをリリースした。共同制作したのは、「たにぞう」の異名を持つ創作あそび作家の谷口國博(くにひろ)(44)。2人は「全力で運動会に臨もう」とのメッセージを込めたという。

 佐藤は平成5~17年、NHK教育テレビ(現Eテレ)「おかあさんといっしょ」の「10代目体操のお兄さん」を務め、人気を集めた。谷口は同番組の人気曲「ブンバ・ボーン!」の作詞や振り付けを手掛けるなどの音楽活動を展開。過去に約850曲の制作に携わった。

 佐藤は体操のお兄さんを卒業した後、テレビ番組の打ち合わせで、谷口と意気投合。19年に「運動会」をモチーフにしたアルバムを発表し、その後も「運動会シリーズ」のCD制作を続けている。このシリーズの9作目の最新アルバム「ひろみち&たにぞうの全力!!運動会!」(キングレコード、2600円)では「全力!!」をテーマにした。

 全18曲の収録曲の中には「大人の掛け声をイメージした歌詞もある。運動会で真剣に子供を応援する大人は必要だよ、という思いを伝えたかった」と谷口。続けて「最近の運動会ではビデオ撮影をする大人がずらりと並んでいるのを見かける。大人は時に、ビデオを置いて全力で応援して」とアドバイス。佐藤は「苦手種目を克服する必要はないが、それに向かい全力で頑張る姿は格好良いと気づいて」と語った。(竹中文)

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