2015年度4月度(3月30日~5月3日)
【TVゲームランキング】
ゴールデンウィーク突入と同時に発売された『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』は18.0万本を販売。消化率は5割弱で、連休を前にしたスタートとしてはやや低調なものとなった。同日発売の『ゼノブレイドクロス』は8.6万本と、ほぼWiiで発売された前作『ゼノブレイド』並みの初動にとどまっている。
5月はゴールデンウィークを過ぎると新作タイトルの販売が少ない「谷間」の月となってしまう。その中で、任天堂の新規IPとなる『スプラトゥーン』がどこまで販売本数を伸ばせるかに注目。テレビCMの大規模な投下量から見ても、任天堂ファンのみへの需要にとどまらず、新規ユーザーの取り込みおよびWii Uハードの力強い牽引が期待されている。
【TCGランキング】
依然として「遊戯王OCG」の好調は継続。対抗馬の「デュエルマスターズ」に新商品となる拡張パックが発売されなかったこともあり、「2強」を通り越して「一人勝ち」状態となった。新商品『クラッシュ・オブ・リべリオン』も前年同時期の商品を大きく上回る販売動向となっている。また、「バデイファイト」はシリーズ新展開後のレギュラー商品第1弾となる『ギガ・フューチャー』が好調で、シリーズ全体でも前年同月実績を上回る健闘をみせた。今後の飛躍が期待される。
TCG5月の新商品では快進撃を続ける「遊戯王OCG」の新商品『コレクターズパック 運命の決闘者編』が販売の中心になろう。他には、「ヴァンガード」が新商品『ブースターパック第3弾「覇道竜星」』によってどこまで往時の勢いを取り戻せるか注目したい。