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翁長知事 ハワイで反対に理解求める5月29日 18時46分
アメリカ軍普天間基地の移設計画に反対している沖縄県の翁長知事は、滞在先のハワイで、沖縄からの移住者やその子孫を前に講演し、「日米安全保障条約は大切だが、移設計画は沖縄にさらに負担を強いるものだ」として、計画に反対する県の姿勢に理解を求めました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画への反対を訴えるため、アメリカを訪問している沖縄県の翁長知事は、日本時間29日午後、滞在先のハワイで、沖縄からの移住者やその子孫でつくる「ハワイ沖縄連合会」で講演を行いました。
講演に集まったおよそ300人を前に、翁長知事はアメリカ軍普天間基地の移設計画について、「日米安全保障条約は大切だが、日本の安全保障は国民全体で負担してもらいたい。普天間基地が辺野古に移設されると大変強い基地となり、100年続くことになる」と述べました。そのうえで、「アメリカと日本と沖縄が一緒になって平和の構築を頑張っていきたい。日米両政府が私どもの声に耳を傾けてくれることを期待している」と述べ、移設計画に反対する県の姿勢に理解を求めました。
講演に参加した女性は「新聞で読んでいることとは違い、知事が話したことは沖縄で本当に起きていることだと思う。故郷の沖縄が苦しんでいるのは悲しいので、できるだけ知事をサポートしたい」と話していました。
講演に集まったおよそ300人を前に、翁長知事はアメリカ軍普天間基地の移設計画について、「日米安全保障条約は大切だが、日本の安全保障は国民全体で負担してもらいたい。普天間基地が辺野古に移設されると大変強い基地となり、100年続くことになる」と述べました。そのうえで、「アメリカと日本と沖縄が一緒になって平和の構築を頑張っていきたい。日米両政府が私どもの声に耳を傾けてくれることを期待している」と述べ、移設計画に反対する県の姿勢に理解を求めました。
講演に参加した女性は「新聞で読んでいることとは違い、知事が話したことは沖縄で本当に起きていることだと思う。故郷の沖縄が苦しんでいるのは悲しいので、できるだけ知事をサポートしたい」と話していました。