FIFAのブラッター会長、再選が決定…最後には対立候補も辞退し5期目
1度目の投票では206票中133票を得たブラッター会長だが、3分の2の支持に届かなかったことにより、勝負は2度目の投票に持ち越されたかに思われた。しかし、対立候補であるヨルダンのアリ・フセイン王子がここで辞退し、ブラッター会長の当選が確定した。
当初は元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏とオランダサッカー協会のミハエル・ファン・プラーク会長も立候補していたものの、2人は21日に立候補を取りやめに。選挙はブラッター会長とフセイン王子の2名によって争われた。
なお、同連盟の幹部6名が汚職の疑いで26日に逮捕され、14名が起訴される見通しとなっているが、ブラッター会長はこの件に関与していない模様で、訴追対象には含まれていない。
【関連記事】
●FIFA幹部6名が20年以上に渡る汚職の疑いで逮捕…14名が起訴へ
●フィーゴ氏がFIFA会長選の出馬を取りやめに…候補者は2名に絞られる
●元FIFA理事の小倉JFA名誉会長「ブラッターの責任がゼロとは思わない」
●FIFA汚職事件に便乗?ウルグアイ選手組合がスアレスの処分撤回を要求
●英国最高齢のグラウンド整備士、自腹で愛する地元クラブの救済を提案