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2015/05/29 調査報告
#15～シャワー～
シャワーの温度を1℃下げたら、1年間でいくら節約になる？
今回はガス料金についての素朴な疑問です！
僕は毎朝シャワーを浴びるタイプで、熱め目のお湯が好きなんですよね～。
でも、ガス料金のことを考えたら、温度を下げた方がお得なはず。
もし、シャワーの温度を1℃下げたら、どれぐらい節約になるのでしょうか？
1年間でいくら節約になるのか、調査します。
今回の疑問は、以下の計算式で答えがわかります！
計算式
（シャワー○℃のガス料金－
1℃下げたガス料金）
×
365日
＝
？？？円節約！！
シャワーのガス料金は？
資源エネルギー庁の「家庭の省エネ徹底ガイド」に、 ガスの使用量を求める計算式が書いてあります。それによると…「ガスの使用量（都市ガスの場合）」は、 「水量」×「温度差」÷「熱効率」÷「発熱量」だそうです。
水量は、1分間のシャワーのお湯が約12リットル。 15分間浴びるとして「12リットル×15分」で「180リットル」になります。
温度差は、シャワーの設定温度を40℃、水温を20℃だとすると 「40℃―20℃」で「20」。
熱効率の目安は0.8くらいだそうです。 発熱量は、ガスが燃えて発生する熱の量のことで、 10750kcal/㎥。 これで計算してみましょう！
41℃のシャワー（15分）のガス使用量は…
「180リットル（水量）」×「21度（温度差）」÷「0.8（熱効率）」 ÷10750kcal（発熱量）
＝0.4395㎥
1℃下げた40℃のシャワー（15分）のガス使用量は…
「180リットル（水量）」×「20℃（温度差）」÷「0.8（熱効率）」 ÷10750kcal（発熱量）
＝0.4186㎥
ガス料金は住んでいる場所や1ヶ月の使用量で違いますが、 今回は、東京ガスの東京地区、A表（1ヶ月の使用量0～20㎥）で 計算しましょう！
シャワー40℃は
「165.78×0.4186㎥」＝「69.39円」、
シャワー41℃は
「165.78×0.4395㎥」＝「72.86円」。
必要な数字は準備OK。
さっそく、計算しましょう！
今回の数式
Ｑ：シャワーの温度を1℃下げたら、1年間でいくら節約になる？
41℃のシャワー（15分）
のガス料金：
72.86円
のガス料金：
72.86円
－
40℃のシャワー（15分）
のガス料金：
69.39円
のガス料金：
69.39円
×
1年：
365日
365日
＝
答え：
？？？円
？？？円
1266円節約！！
そこそこ節約できますね～！！！
1日1回だとこの金額ですが、
もし、朝と夜の2回シャワーを浴びて、さらに家族4人だとしたら・・・
「1万128円」の節約になります！
ちなみに、東京ガスのHPでこんな情報を発見！
シャワーの温度40℃（水温15℃）の場合、
9分浴びるとガス代は、49.2円。10分だと54.6円。
シャワーの時間を1分短縮すると
1年間で1994円の節約になるそうです。
みなさん、明日から、シャワーの温度を1℃下げて、時間も1分
短くしてみてはいかがでしょうか？
※参考
ガス使用量の計算式
ガス料金表
シャワーの入浴時間で節約
イラスト：アカツキ
企画・プロデュース：