AKB48メンバーも単行本を即購入! 『アメトーーク!』“キングダム芸人”が大きな反響を呼ぶ
おたぽる 5月29日(金)21時0分配信
5月28日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に“キングダム芸人”が登場。「週刊ヤングジャンプ」で連載中の『キングダム』(共に集英社)をフィーチャーしていた。これまでに『ドラゴンボール』(集英社)、『ガラスの仮面』(白泉社)、『タッチ』(小学館)といった名作マンガを取り上げてきた『アメトーーク!』だが、今回の放送をきっかけに『キングダム』が多方面から注目を浴びることとなった。
『キングダム』は現在単行本38巻まで発売、累計1100万部以上を売り上げ、2013年にはアニメ化もされたヒット作。番組では、“キングダム芸人”として登場したお笑い芸人のケンドーコバヤシ、サバンナ・高橋茂雄、ポテト少年団・菊地智義、平成ノブシコブシ・吉村崇、タレントの小島瑠璃子が、全員好きなキャラのコスプレをして、人気キャラ・王騎(おうき)の最期など、作品の名場面を紹介した。
作者・原奏久と面識のある高橋、ケンドーコバヤシは、『キングダム』の裏話を披露。『キングダム』の構想を見てヒットすると踏んだ「ヤングジャンプ」編集部は、その時点で連載を決めたものの、アシスタント経験のない原を『SLAM DUNK』(集英社)などで知られるマンガ家・井上雄彦に4カ月間弟子入りさせたという。また、連載当初、原が『キングダム』の人気不振を井上に相談したところ、「(主人公の)信の目をもう少し大きく(描いて)」とアドバイスされ、それ以降「ヤングジャンプ」で人気1位をキープするようになったというエピソードも明かされた。
『アメトーーク!』のマンガ特集では、毎回、作品愛にあふれた芸人たちの面白トークが好評を博しているが、今回も『北斗の拳』(集英社)や『島耕作』シリーズ(講談社)、阪神タイガースなどを引き合いに『キングダム』を紹介。作品を知らない視聴者でも楽しめる放送となっていた。
それもあってか、放送後、ネット上では「『キングダム』が読みたくなった」という声が続出し、Twitterではさまざまな有名人も反応。お笑い芸人・ムーディー勝山(@katsuyama0611)の「『キングダム』をコバヤシさん(ケンドーコバヤシ)に薦めたのは俺なんだ!!」といったツイートをはじめ、よゐこの有野晋哉(@arimorokoshi415)、キックボクサー選手の長島☆自演乙☆雄一郎(@jienotsu)ほか、諏訪部順一(@MY_MURMUR)や小西克幸(@KCONIQ)といった声優たちも反応を示していた。
中でも、AKB48の木崎ゆりあ(@yuriaaa_peace)は放送後、「今からキングダム買いに行きます。笑」とツイートし、その後10巻まで買ったと、単行本の写真付きで報告。木崎以外にもネットでは「『アメトーーク!』を見て『キングダム』買ってきた」といった声が多数上がっており、「書店の『キングダム』の1巻が売り切れている」という話も。改めて『アメトーーク!』の影響力の高さがうかがえた。
作者の原も、自身のTwitter(@HaraYassa)で「楽しすぎて、何が起こったかよー分からん。w」とツイートしていた、今回の『アメトーーク!』。次はどんな作品がフィーチャーされるのか、また注目を集めそうだ。
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