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マクドナルド 本国アメリカでも不振が続く理由

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ニューヨーク中心部にあるマクドナルドの店舗=畑中徹撮影 | 朝日新聞社

マック、本拠地で「包囲網」 ライバル台頭し客離れ深刻

海の向こうでも、ハンバーガーチェーン大手「マクドナルド」の不振が続いている。深刻なのは本拠地米国での客離れだ。新興勢は攻めてくるし、ドラッグストア大手といった異業種まで食品事業に力を入れるし……。ライバルがどんどんのしかかっている。

米マクドナルドは27日、毎月の「既存店売上高」の公表を6月分を最後にやめると発表した。着手している経営再建に集中するためとみられている。

既存店売上高といえば、小売店の好不調を表す代表的な指標。マクドナルドは日米など世界規模で顧客離れに苦しんでおり、市場はこのデータに注目してきた。4月分まで11カ月連続でマイナスだった。

4月の既存店売上高は世界で前年同月比0・6%減。特に世界3万6千店のうち約4割がある米国が2・3%減で深刻だ。「味や具材へのこだわり」「健康志向・食の安全」をアピールする新興バーガー店に顧客を奪われている。

注文後に調理するスタイルだ。代表格は、米高級バーガーチェーン「シェイク・シャック」。看板のシャックバーガーとフライドポテトで約9ドル(約1100円)と安くはないが、若者の支持を集める。

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(c)朝日新聞社

(朝日新聞デジタル 2015年5月29日04時59分)

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(朝日新聞社提供) 

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