長崎県のニュース
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親和銀行員が450万円着服
佐世保市に本店がある親和銀行の男性行員が2年間にわたって450万円を着服していたことがわかり、銀行はこの行員を懲戒解雇にしました。
懲戒解雇されたのは、親和銀行東長崎支店の28歳の男性行員です。
親和銀行によりますと、この行員は長崎市にある東長崎支店に勤めていたおととし2月からことし2月までの2年に渡って、投資信託の申し込みを行ったあわせて5人の顧客に対して「投資信託として運用するには手数料が必要だ」などとうそを言って、必要のない手数料を振り込ませ着服したということです。
着服は26回あわせて450万円に上るということで、銀行が顧客からの問い合わせを受けて調査したところ、「遊興費や借金の返済などにあてていた」と着服を認めたということです。
銀行は、この行員をきのう付けで懲戒解雇処分とし、顧客に全額を返済したということで、行員に対して建て替えて返済した分を請求することにしています。
親和銀行は「不祥事を厳粛に受け止め、再発防止に向けて管理態勢の一層の強化と信頼回復に向け、全力を挙げて取り組みたい」としています。
05月29日 18時41分