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高校野球100年 王貞治氏が始球式
5月29日 17時23分

高校野球の全国大会が始まって100年になるのを記念し、高校時代に甲子園で優勝した経験があるプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長が、ことし夏の甲子園で始球式を行うことになりました。
高校野球の全国大会は大正4年に夏の甲子園の前身、全国中等学校野球大会が始まり、ことしで100年となります。高野連=日本高校野球連盟は29日、大会100周年の記念事業について発表し、8月に甲子園球場で行われる夏の全国高校野球大会1日目の第1試合前に、ソフトバンクの王貞治球団会長が始球式を行うことを明らかにしました。
王球団会長は早稲田実業時代に4回甲子園に出場し、このうち2年生エースとして臨んだ昭和32年の春のセンバツでは、指のまめをつぶしながらも全試合に完投して優勝し、「紫紺の優勝旗が初めて箱根を越えた」と話題になりました。ほかにも王球団会長はその年の夏の甲子園でノーヒットノーランを達成したほか、バッターとしても木製バットで通算2本のホームランをマークするなど、その後のプロ野球と同様、高校時代にも輝かしい実績を残しています。
これについて高野連などは、「高校時代の活躍を含めて日本球界を代表する方で、100年の記念にふさわしいと考えた」と話しています。ことしの夏の甲子園は8月6日に開幕します。

喜んで返事した 大変名誉な話し

ことしの夏の甲子園で始球式を務めることになったプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長は、「甲子園に出るのは特別で、夏に向かってみんなが猛練習している青春の思い出です。自分でいいのかなという思いはあるが、投げられるうちに一度投げておかないとと思い、喜んで返事した。ちゃんと投げられるかなという思いはあるが、大変名誉な話だ」と話していました。

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