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鹿児島 口永良部島噴火 「典型的マグマ噴火」 識者指摘 今後、同規模で発生も [鹿児島県]

2015年05月29日(最終更新 2015年05月29日 14時20分)

 29日に発生した口永良部島(鹿児島県)での爆発的噴火について、京都大火山活動研究センター前所長の石原和弘・同大名誉教授(火山物理学)は「高温の真っ黒な噴煙や噴煙の太さ、火砕流などから、典型的なマグマ噴火とみられる。今後も同規模の噴火が発生する可能性がある」と指摘する。

 石原氏によると、大きな噴火は数年中に起こると予測されており、現地では早くから対策を講じてきた。昨年8月の噴火を今回の噴火の前触れと位置付け、今月23日に有感地震があったことから「現地は十分警戒していたはず」とみる。

 口永良部島では1933~34年と、66年に人的被害が出た噴火が起こっている。このため気象庁や現地は90年代から観測態勢を強め、火砕流の流れる場所を予測、避難計画やハザードマップを作って対応してきたという。

 井村隆介・鹿児島大准教授(地質学)は「二酸化硫黄量の増加や、有感地震、マグマの熱で火口が赤くなる火映が観測されたりしたことから、噴火は近く来るとみられていた」と指摘。一方で、人家が火口から4キロの範囲内にあり、島外避難の要となる港も3キロの近距離にあることから「島という特殊性が避難を妨げなければいいが」と案じた。


=2015/05/29付 西日本新聞夕刊=

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噴火する口永良部島の新岳の様子=29日午前10時1分(福岡管区気象台提供)
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