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日本にいるロヒンギャ 政府に支援求める
5月29日 8時11分

日本にいるロヒンギャ 政府に支援求める
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ミャンマーの少数民族、ロヒンギャの人たちなどを乗せた船が周辺国の沖合で漂流している問題で、日本にいるロヒンギャの人たちが28日集まり、日本政府に問題の解決に向けた支援を求めていくことになりました。
ミャンマー西部に暮らすイスラム教徒の少数民族、ロヒンギャの人たちは、移動の自由を制限されるなどミャンマー政府の抑圧によって国外に逃れる人が絶えず、日本にも200人以上が移り住んでいます。
その多くが暮らす群馬県館林市で28日、ロヒンギャの人たちで作る団体のメンバー15人が集まり、今月に入りロヒンギャの人たちなどを乗せた船が相次いで漂流している問題について話し合いました。
集まった人たちからは、「ミャンマー政府は国民和解と言っているが、やっていることは全然違う」といった意見などが相次ぎ、日本政府にミャンマー政府への働きかけなど問題の解決に向けた支援を求めていくことになりました。
ロヒンギャの人たちで作る団体の会長を務めるアウン・ティンさんは、「多くの仲間や子どもたちが海で死んでしまった。私たちは日本にいて何もできないが、ミャンマー政府とつながりのある日本政府には、この問題を解決するよう、他の国と一緒に働きかけてほしい」と話していました。

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