■本田武市 さん
■ホームページ: http://www.toenta.co.jp/
今回の旅は、株式会社ティー・オーエンタテインメントの本田武市さんです!
経営者になる28歳の当時。
色々勉強とかされたと思うんですけど、
こういう経営者が格好いいな
と、憧れを持ったりした方はいますか?
そういうのもなかったですね。
だから、ベンチャー企業の社長さんたちとは、
噛み合わないですね(笑)
個人的な見解としては、そもそも、会社は、
自己実現の場ではないですから。
会社は公器という考え方です。
パブリックであるべき存在です。
だから、当社は、IPOを目指しています。
非常に自然な成り行きです。
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エンタテインメントを商売にされているので、
てっきり夢とか熱い思いがあって、
会社を作られていたのかと思っていましたが、
意外でした。
それでは、会社が、自己実現のための手段になりますからね。
社長の夢のために、こき使われる環境では、
社員も可哀想でしょう。
当社には、夢とか、そういう類のものは
ないかもしれませんが、
社員の皆は、幸せそうに働いていますよ。
求人を出せば、
いつも、ものすごい応募があり、
採用数が少なくて苦労することはないですね。
応募が多いのは、それはそれで大変なんですけどね。
なので、当社はしっかり、社会に幸せを
提供していると思っています。
なるほど。
今後、企業としての価値観や夢や目標の価値観は、
さらに多種多様化していくと思います。
何が正しくて、何が間違いなのか。
正解はないと思いますが、
これからの時代、本田さんは、
どのような時代になると考えられますか?
これからは、ある意味、
「成長を止めないといけない時代」
になると思いますよ。
成長を止めないといけない時代?
昨今、エコとか言われるじゃないですか。
それって、皆で我慢しようってことですよね?
それを節約とか我慢って言ったらネガティブなイメージですけど、
エコって言ったらポジティブになんですよね。
やることは変わらないんですけどね(笑)。
気持ちの持ち方が変わると。
そもそも60億の人間が、
実態として、皆幸せに豊かになるっていうのは、
無理があるんですよね。
その無理を実現するには、
皆で如何に我慢して生きていくかでしょう。
そして、我慢していても、楽しいと思えるかどうか。
そういう思いに、皆がなれれば、
60億で幸せになれますよね。
『価値観』の時代が始まるってことだと思います。
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■ティー・オーエンタテインメントの作品紹介■
☆TOブックス
http://www.tobooks.jp/
☆映画「ロボゲイシャ」
http://www.robogeisha.com/
☆TVアニメ「バカとテストと召喚獣」
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☆DVD LINEUP
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目次
24人目Vol.1 Raceにつながる仕事をしたい
24人目Vol.2 夢と目標の違いは、具体性
24人目Vol.3 会社は公器という考え方
24人目Vol.4 まずは、社会に出ましょう