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山中教授が講義「一生追い求める目標を」
5月28日 20時10分

山中教授が講義「一生追い求める目標を」
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iPS細胞を開発し、3年前にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が受賞後初めて学生を対象に講義を行い、「一生をかけても追い求めたい目標を見つけ、ひたすら努力することが大切です」と呼びかけました。
この講義は、若い大学生に生物学への関心を持ってもらおうと、京都大学のさまざまな研究者がリレー形式で行う講義の1つとして行われました。
山中教授が大勢の学生を前に講義をするのは、3年前のノーベル賞受賞以来、初めてだということで、立ち見を含めおよそ1600人の学生が集まりました。
山中教授はiPS細胞を作るまでの研究生活を振り返り、ユーモアを交えながら苦労話を披露したほか、今後、期待される医療への応用などについて語りました。
そのうえで、アメリカで研究していたとき上司から「君のビジョン、目標は何だ」と聞かれ、すぐに答えられず、恥ずかしい思いをしたというエピソードを紹介し、「一生をかけても、追い求めたい目標を見つけ、その実現に向けて、ひたすら努力することが最も大切です」と呼びかけました。
講義を受けた法学部1年生の男子学生は「山中先生も挫折を乗り越えてきたことを知って勇気が出ました」と話していました。

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